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築40年、木造住宅耐震リフォーム 工事の様子をご紹介

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築40年の木造住宅耐震リフォーム【工事の様子】
ご両親のためにバリアフリー化!
1階のスケルトンリフォーム
S様邸のリフォーム工事が始まります!


S様邸のリフォーム工事が始まります!

S様邸では、リフォーム工事中ブログで現場の様子をお伝えしたり、コーディネーターからS様へ、ご確認をお願いする手段の一つにするなど、活発に更新をしておりました。

工事中は非公開のブログとさせていただいておりましたが、この度、公開の許可をいただきました!S様、まことにありがとうございます。

S様邸リフォーム工事のポイント



●何度も増築をくり返しているため、予想がつきにくい。
S様邸は、現在は2階建てのお住まいですが、建築当初は平屋だったそうです。
その後、何度かの増改築を経て今の形になったと、お父様より詳しくお話をうかがいました。

こまめに手を入れてらっしゃったのですが、増築をされている部分にはそれぞれ違った職人さんの手で作られている為、予想が出来ない部分が多々ありました。

もちろん築年数が経っているお宅では、経験上、中がどうなっているのか予想がつくのですが、増改築を繰りかえしされているお宅の耐震リフォームは特に、注意して行う必要があります。


●最近の住宅に比べると、構造体が脆弱。
S様邸は、「建築基準法」が施行される以前の建物です。
なので、いわゆる「耐震基準」に沿って建築されていない為、構造体が脆弱で筋交いや耐震金物が入っていない状態でした。


●基礎が不十分だった。
昔の家ではよくある事なのですが、基礎が不十分でした。
(お見積もり段階で、まだお客様がお住まいになっているお家を解体をする訳にはいかないので、これは実際に工事が始まって解体をしてから判明いたしました。)


●1階のみで耐震補強をかけなければならない。
今回のリフォームでは、1階部分はスケルトンで全体を改修しますが、2階部分はそのまま残しますので、1階のみで補強をかけて建物を強くしていかなればなりません。


●2階に荷物がある状態での解体、耐震補強。
S様ご家族は工事の間は仮住まいにお引越しして頂きましたが、2階のお荷物はそのままで工事をさせて頂きました。(1階の荷物も一部2階に運んでいます)
その状態で1階部分を解体しますので、常に2階から来る荷重を計算しながらの作業となります。


●建物までの通路が狭い。
東京の家ではよくあることですが、S様邸は、小さな路地を入った場所に建っていますので、建物までの通路が狭く、「車が入れない」という条件の中での工事でした。

隣家との隙間もあまりありませんので、いつも以上に気を使って作業をする必要があります。


工事の様子です



▼解体です ~2階の荷重を考慮しながらの作業~

夏の訪れを感じるような蒸し暑い日に、いよいよ解体作業が始まりました。

施工責任者の塩谷とベテランの大工さんが作業を行います。

今回の耐震リフォームは、2階をそのまま残しての解体作業です。2階からかかってくる荷重を充分考慮しながら、丁寧に慎重に解体していきました。

外部の塀も解体してしまいます。
この部分は、リフォーム後には出窓になり、外部には新しくフェンスが設置されることになります。



▼基礎の問題 ~すべて解体したところで明らかになった問題~

今までの経験もありますので、解体前にもある程度の予測は行っておりますが、本契約を頂く前に、壊してまで調査するというのは、なかなかできないことです。

その為、解体してから判明する問題点というものが、築年数の経過した家の場合は必ず出てきます。


基礎が不十分な状態でした
S様邸は、解体してみると、外周部分の基礎はしっかりとした基礎がありましたが、内部の基礎が足りませんでした。
※S様邸くらいに年数が経っているお家の場合は、建築当時、まだ現在ほどのレベルの建築基準が出来上がってはいなかったこともあり、よくあることなのです。

特に、2階の荷重がかかる部分の基礎が無いのは、良い状態ではありません。
今回のS様の大きなご要望の一つである耐震を高める為には、新規の基礎工事が必要と判断しました。


●お客様にも見ていただきながら対策をご説明します
お客様に現場にお来し頂き、現状をご説明いたします。

工事に関わるような仕事をしていない限り、解体した状態の家を見ることはほとんど無いことですから、口頭の説明だけではなかなか難しいところもあります。

今回のような場合には、図で解説する資料なども必ず作成し、詳しくご説明することにしています。

追加としてそれにかかる費用も合わせてご提示いたしました。
こちらも、お客様の方でご検討いただきやすいような資料をご用意しました。

今回の工事のように、どうしても追加工事が必要になってきてしまう場合は、 上記のようにお客様に現状をご説明し、対処方法をご相談させて頂きます。

なお、追加工事が発生すると、工期が予定より長引いてしまう恐れも出てきます。 そういった、予測できうる事柄も全て説明し、ご納得頂いた上で工事を開始いたします。

リフォームの追加金額は大きな出費です。
にもかかわらず、詳しい説明も無しで工事を進めてしまったのでは、お客さまも不安になってしまいます。

お客様に安心いただいた上で工事が進んでいくように細心の注意を払います。

お客様より

後で見えなくなってしまうところ、説明が飛ばされてしまいがちなところ、そういうところを説明してもらえて良かったと思います。
見せていただいたから、追加が出ても納得できたし、安心できました。中を見せてもらえないまま、追加が出たりしても「本当だったのかしら?」とか思っちゃいますものね。

>>リフォーム後のインタビューにご協力いただきました!




▼基礎工事の様子です ~安心して暮らせるように強固な基礎を~

床下を開けてみると前回の工事で出たと思われるガラが敷き詰めてありました。 (これは本来ならあってはならないことです)新しく基礎を造るために、全て撤去いたします。
ガラの撤去後、砕石を敷き詰めます。
耐力をもたせる為と耐圧版(モルタル)の厚みを一定にするための処理です。
13mmの太さの鉄筋を均等に配置します。現在の主流の基礎と同等の力を持たせます。

S様邸は小さな路地に建っているため、家の前までコンクリート車が入って行けません。
ご近隣様にもご協力いただき、広い道路から、このようにホースを引っ張ってきて、コンクリを入れます。
路地を出たところの広い道路に、コンクリ車を止めさせていただきました。ご近隣の皆様、まことにありがとうございます。
コンクリートを打ちました!しっかりした基礎ができましたよ。



▼耐震補強工事の様子です ~2階の荷重を支えられるように~


●柱の交換
今回の耐震リフォームは、2階に荷物がある状態での工事ですから、下手に柱を抜くと重さで家が崩れてくる恐れがあります。

写真のようにジャッキアップをして支えながら、慎重に新しい柱に交換します。

交換した柱は金物を設置し、耐震性を更に高めます。


●柱の追加
柱の少ない部分には柱を追加しました。
ほとんどんど筋交いが入っていない状態でしたので、耐力を持たせる壁には筋交いを入れました。


●新しい梁をかけます
2階の荷重がかかって梁がたわんでいる部分がありました。
今回、2階は既存のままですので、たわんでいる梁の下に新規に梁をかけ、ボルトで頑丈に接続致しました。

今回の工事では独立型のキッチンから対面型のキッチンに変更いたします。
その際、柱を抜く箇所が出来てしまうため、頑丈な梁を通して、建物が弱くならないように補強いたしました。


●耐力壁
S様邸の1階部分が建築されたのは、旧耐震基準の時代でした。この頃の住宅は、耐力壁の量が足りず、配置バランスも悪いです。その上に、2階が増築されている訳ですから、かなり良くない状態と言えます。

今回の工事で、耐力壁の量を増やし、バランス良く配置することで、地震の揺れに耐えうる粘りのある家に生まれ変わります。

左図の図面の青い部分が実際に、耐力壁を配した箇所です。
上の写真は、対面キッチンの壁になる部分ですが、ここが耐力壁になるので、筋交いが入っているのがおわかりいただけるかと思います。


●耐震金物
壁に筋交いを入れると揺れに強くなりますが、地震の一番初めに起こる縦揺れでズレてしまっては意味がありませんので、金物を併用します。




▼断熱工事の様子です ~夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように~

1階部分は、ご家族団欒のリビングダイニングと、ご両親の居室があります。
今回のリフォームでは、ご両親のお部屋を快適にしたいという事がS様の大きなご希望の一つでした。

S様のお住まいくらい年数が経っていますと、近年建築されている家に比べると断熱性がどうしても劣ってしまいます。

今回のリフォームで断熱材の施工の見直しが必要です。
1階の床と外気に面した壁、1階の天井、そして窓にに断熱を施す事で、1階の断熱性能は格段に高まります。

夏の冷房、冬の暖房の効率も良くなって、ランニングコストの軽減にもつながります。


●床断熱
1階部分は、床から上がってくる冷気の影響を受けるため、特に冬の寒さに悩まされる方が多くいらっしゃいます。
この様に床の断熱材を敷き詰めることで、床下から上がってくる寒さを防いでくれます。

S様邸では「フクフォームEco」という古紙とコーンスターチで作られたエコな断熱材を使用。
このフクフォームEcoは水蒸気によって発泡するタイプの断熱材なので、発泡剤が抜けにくく、長く断熱性能を維持できますし、体にも優しいのです。


●壁・天井の断熱
隙間無く断熱材を入れます。お布団でくるまれているような印象です。
使用したのは、弊社ではすっかりお馴染みの断熱材「パーフェクトバリア」。
「パーフェクトバリア」は、ペットボトルの再生品です。

リサイクル材であり、エコロジーの面からも次世代断熱材として注目されています。
人体に一切無害で発がん物質も一切なく、車のエンジンルームに使用されるほどの吸音性を持っています。

施工時に粉塵が飛散する事もありませんので、施工性についても極めて安全で、へたりにくいという特性もあるので、長期にわたってその断熱性能を発揮します。


●窓の断熱
1階の窓は全て新しいサッシに交換させて頂きました。
リフォーム前はシングルガラスでしたが、新しく入るガラスはペアガラスです。

窓から入ってくる外気は、断熱性能に大きくかかわってきます。
やはり、昔の窓は熱気や冷気を通しやすいのです。



▼電気・ガス・水道管工事の様子です

今回のリフォームで、キッチンやトイレ、洗面の位置が変わります。水道管やガス管も新しく引き直しです。
ガスの掘削作業です。
今はご家庭での電気の使用量も以前に比べて格段に増えていますので、電気配線も新しくしました。



▼外部工事の様子です

今回のリフォームで窓の位置が変わるので、外部の壁も合わせて工事いたします。
外装の下地として新たに入れているのは「ラスカットパネル」。地震や火災に強い、外装下地材です。住まいの強度と防火・防水性、耐久性を同時に高めます。
ラスカットパネルの上から下地塗りのモルタルを塗ります。
下地は二度塗りします。二度塗りすることで、上に塗る漆喰の持ちが違ってくるんですよ。
とっても綺麗に仕上がりました!

外塀も漆喰で仕上げますので、下塗りを。半透明のフェンスも設置されました。
最後にスイス漆喰を塗ります。
ムラの無い、滑らかな仕上がり!このような美しい仕上がりはDIYではまず実現できないものです。さすがはプロの仕事です。



▼どんどん仕上がっていきます!

構造に関わる工事、断熱が終わったら、後はどんどん仕上がっていくばかり!
奥ではキッチンの設置中です。手前はトイレの壁になる部分です。間違いの無いように、このように細かいサイズ指定が書き込まれています。
出窓です。立派なカウンターが設置されました!
無垢のフローリングはちょっと早めに張られます。終わったら、傷がつかないように上からシートをしてしまいます。

造作家具があちこちに設置されます。この写真では、キッチンの収納棚を造作中です!
壁に石膏ボードが張られ、上から丁寧にクロスが張られます。
玄関も綺麗にできあがってきました!



▼S様邸のリフォーム、完成です!





ありがとうございました!完成おめでとうございます!
S様邸の耐震リフォームがついに完成しました!

着工が6月、完成9月上旬と、猛暑のさなかでのリフォーム工事となりましたが、無事、お引き渡しの日を迎えることができました。S様の嬉しそうなご様子に、何よりも嬉しく思いました!

S様も暑い中、仮住まいへのお引越し(猫ちゃんのお引越しも!)や、現場での打ち合わせなど、とても大変だったかと思います。そんな仲、多くのご厚意をいただきましてまことにありがとうございました。





S様邸では、リフォーム工事中ブログで現場の様子をお伝えしたり、コーディネーターからS様へ、ご確認をお願いする手段の一つにするなど、活発に更新をしておりました。

工事中は非公開のブログとさせていただいておりましたが、この度、公開の許可をいただきました!S様、まことにありがとうございます。





事例紹介のダイジェスト版フォトムービーも公開させていただいております。 よろしければ是非ご覧ください!






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