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昭和レトロな平屋リフォーム
昭和レトロな平屋リフォーム








建具やキッチン、洗面台など(細かい備品も)沢山お気遣いいただき本当に嬉しく思っております。おかげさまで当初考えておりました仕上がりからは考えもしなかった素敵な住居になりそうです。
引越しを出来る日を家族全員、楽しみにしております。
今回のリフォームをエコリフォームさんに依頼して本当に良かったと思います。
(完成時にいただいたメールより)
ハウスデータ
 ■築年数40年以上
 ■住宅仕様平屋(1階建)木造住宅
 ■広さ建坪13坪(約43㎡)
 ■ リフォーム
  内容
  • 内装・断熱・水周り・外装







メールでお問い合わせをいただいたT様。
率直な思いをお伝えいただき、弊社で何かお役にたてれば、と感じたことを思い出します。

とはいえ、まずは建物を見せていただきませんと具体的なお話が出来ませんので、 早速、私と夫で一級建築士の塩谷(敏雄)と共にお伺いいたしました。

T様がリフォームをお考えの建物は、閑静な住宅街に位置する平屋(1階建て)の建物でした。 最近では珍しくなったタイプのこういった和風のお家は、 近年ではかえって「おしゃれ」と感じて、好む方も多いのかもしれません。

ただ、40年という年月を経ていますので、古さが目だち、これから新しく住むにはちょっと心配です。

そこで、まずは、この家が「リフォームをすれば住めるようになるのか?」「リフォームをするとしたらT様のご予算内に行うことが出来るのか?」というところから判断するために、 隅々までよく拝見させていただきました。

T様に限らず、木造の建物を拝見する際には、一級建築士でもあり大工の経験もある 塩谷が同行いたします。
そして、建物の状態、施行方法、使ってある材料などを、細部まで見させていただきます。

※建物によっては、この時点で「既に建物の寿命が尽きていて再生は難しい」と判断し、可能ならば 建て替えをお勧めしたり、再生できるとしても、そのような大きなリフォーム工事になると建て替えと同じ、もしくはそれ以上の費用が掛かってしまう、という事を率直にお伝えするケースもございます。




築40年以上という年月が経過していた建物ではありましたが、
建築士の診断の結果、以下のように判断いたしました。



以前お住まいだった方が、大切にメンテナンスをされながら住んでこられた建物だと 感じました。

建物は確かに経年して劣化している部分も見られますし、設備も古く、今のものに比べると性能、使い勝手が悪いという欠点があります。
しかし、建てられた大工さんが優秀な方だったのでしょう。構造体自体には大きな問題はありませんでした。

平屋であること、屋根が軽量であることも大きな利点となり、スケルトンリフォームのように、 構造体を大規模に改修する必要はない、と判断しました。
(とはいえ、耐久性、性能をあげられる箇所に関しては適切な施行を施す必要はあります。)

むしろ、今となってはかえって希少となってしまったこの味わいのある佇まいを活かし、 デザイン性にも富んだ空間にすることが出来るでしょう。


真壁の場合、柱が見えている為、建物を壊さずとも、柱の太さ、位置、状態を把握することができます。
これは建物を調査する上で大きな利点です。

経年した木造の住宅を見る場合、劣化の度合いだけではなく、どんな材料を使って、どんな大工さんが造った建物であるかを見極めることが、非常に重要です。

建物は一つとして同じものはありませんので、その都度、「その建物」の状態や特性を見極めることが必要なのです。








在来工法の木造住宅といっても、年数や建て方、材料は、家によって「10棟10色」ですから、 こちらのお家に一番適した、オーダーメイドなリフォーム計画を考えました。

せっかくリフォームをなさって、新しい生活が始まるわけですから、まず最優先するのは 「安全」「安心」です。そして、「快適」が続きます。
「デザイン」も重要です。
お若いご家族がこれから新しくお住まいになりますので、雰囲気を明るくします。

リフォーム前のお宅へお越しいただいた時に、小さな息子さんが、 『このおうち怖い』と言っていました。
古くて暗い「よそのおうち」は、小さなお子さんにとっては、当然かもしれません。
リフォーム後はこのお家に住みたい!と言ってもらえるように、 明るくて、かっこいい空間にさせていただこうと思い、計画をしました。

既存のものを上手に活かしながら、残せるところは残して、 大掛かりなことをしなくても、実現できるおしゃれなデザインを考えました。






今回のリフォームの中で、比較的優先順位が高い工事です。

建物にとって、水の浸入というのは大きなダメージとなりますので、外部工事は大切です。
外壁、屋根は前にお住まいだった方がメンテナンスをされていたようで、素材自体に問題はないため、劣化してしまった既存の塗装をある程度 はがし、新たに塗装をすることとします。


こちらのお宅はコンパクトでかわいい形の建物ですから、 外壁の色によって印象が大分変わります。
いくつかのお色をあらかじめパースでご覧いただき、 ネイビーカラーの塗装に決定しました。
(実は、私たちがいいなと思った色の組み合わせもネイビーだったので、ちょっと嬉しく思いました♪)

色が決定した後も、左の写真のように、実際にサンプルの塗装を見ていただきながら微調整し、お客様のイメージと実際の色に相違が生じないうにします。





こちらのように、既存の部分を残してという場合、リフォームをしたところと、 よい味を出している既存部分をどのように馴染ませるかがポイントです。

こちらのお住まいはしっかりした木材を使っており、 昔ながらの住宅の特徴である、柱が見える「真壁工法」で造られていたため、 長い年月を経た柱の木の風合いは特に印象的でした。

そこで、今回新しくする箇所にも、風合いのある本物の天然木を、極力使用することとしました。


真壁の状態はそのまま残し、見えている柱は濃い色で塗装いたします。
そうすることで、コントラストのあるちょっとレトロな空間になります。

床には節の無い、おとなしい木目の樺桜の無垢フローリングを採用し、 壁と、塗装した木部のコントラストを際立たせます。

天井は、シナ合板をめすかしで貼り、スッキリと仕上げます。






床・天井はほぼ全面解体し、内部の構造体に傷みがないかを入念にチェックします。
下地から全てやり直し、頑丈にします。



構造上の安全と合わせて、防犯上の安全も確保しなければなりません。

玄関ドア、窓サッシなど防犯上必要と思われる工事は必須です。 最優先の工事と致しました。

また、浴室の窓が大きかったので、セキュリティールーバーを ご提案。
防犯性を上げ、視線を遮りながら、風と光をとりいれることが出来ます。






寒さ・暑さ対策 畳の和室を洋室し、フローリングに致しましたので、寒さが少し でも軽減できるよう床の下に断熱材を施工しました。

木製の窓が残っている箇所はありましたので、気密の取れるサッシに交換します。

浴室は在来工法のですので、今までマンションでお使いのお風呂に比べると、 寒さがこたえます。そこで浴室暖房乾燥機を設置することとします。



電気は、昔ながらの既存の配線を使うことは、お勧めできません。
配線が古いこと自体が危険ですし、パソコンをはじめ多くの電化製品を使用する今のご生活には 電気の容量が足りないことから、この機会に幹線の引き込みを行います。

なるべく新しい配線が露出しないように、天井や壁の中に隠蔽するような計画です。



ガス管や給排水の管も点検し、必要であれば取り替えていきます。






必要なところだけを大工さんが丁寧に壊していきます。
それと同時に、今まで見えなかった構造体を確認し、問題が無いかチェックします。

建築士の塩谷の予想通り、昔の大工さんが丁寧に造ったことが うかがえる内部でした。
こちらは、良質の材を使用した立派な梁です。


床の下地を新しくしています。

1階建てである平屋は床の冷気の影響も受けやすいです。床からの冷気を防ぐための断熱材もしっかりと。

天井にもたっぷり断熱材を入れます。昔の家は断熱材がしっかり入っていない事が多く、こちらのお宅もそうでしたが、これでかなり、暑さや寒さが改善されるはずです。

建築当初と比べると、今は電気を使う量が格段に増えています。
古い電線を使うことは危険でもありますので、今回は電気の配線を取り替える事に致しました。

今回のリフォームでは、もともとある壁を下地としてそのまま使用するため、上手に既存の土壁を削って電気の線を通していきます。

もともとの土壁を壊さず残し、新しい壁の下地として利用し、その上から合板を張っていきます。 今回は、昔の家ならではの、「真壁工法(柱を壁の中に隠さない工法)」を活かすので、柱を見せるように張っていますね。


リフォーム前は、木製の窓が3箇所ありました。
情緒があって素敵なのですが、今のアルミサッシに比べると 性能はどうしても劣ってしまいます。そこで、今回のリフォームでアルミサッシに交換です。

この場所は、以前は簡単な水場になっていました。
今回お住まいになる新しいご家族には必要ないので撤去し、変わりに棚を造りつけます。
お子様のお机としても使っていただける棚なので、便利ですよ!


ちょっと粋な感じの下がり壁のデザインはそのまま残します。形に合わせて上手く合板を張りました。

以前は畳の多いお住まいでしたが、今回のリフォームでフローリングに! 自然素材の無垢の床を一枚ずつ丁寧に貼っていきます。
無垢は、室内の調湿という大切な役目を担ってくれますよ。

柱を塗装します。コントラストを効かせたデザインにするために、色は、濃いめのチョコレート色となります。


工事の要所要所で、弊社コーディネーターの千葉が、各所を確認し、間違いが無いように厳しくチェックいたします。

色あせてしまい汚れも目立った外壁は、濃いブルーに塗装し直します。
外壁は建物を雨から守ってくれる大切な場所です。丁寧に塗装していきます。
リフォーム前の玄関は、建築当時のままのもので、防犯上あまり良い状態ではありませんでしたので、今回、交換をすることになりました。


以前は、玄関の横に小さなお庭がありましたが、T様はバイクや自転車を置かれるご予定なので、今回、砂利を敷いて駐車場に変更されました。

最後はプロの清掃業者さんに入っていただき、ピカピカに仕上げます!

ついに完成しました!








無垢フローリングや建具は、塗料で仕上げをする必要があります。今回はその作業をT様ご家族でされることになりました! 自然の塗料ですので、お子様でも安心です。

クロスに塗料がついてしまわないように、ビニールで丁寧に覆います。

塗料を丁寧に塗られています。ご家族でワイワイ、楽しい思い出に造りとなれらたのではないでしょうか♪


無垢のフローリングは、仕上げをしないと、木が反ってしまう事がある為、 必ず仕上げをする必要があります。

T様邸では、人気の「オイルによる塗装仕上げ」を行いました。
使用したのは、「リボス社」の塗料です。
ドイツのリボス社は、自然の塗料では定評のあるメーカーなので、オススメです!

クリアで自然の木目を引き立てる仕上がりで、木の呼吸を妨げません。
幼児用木材玩具としての安全規格にも適合しているのでお子様が扱っても安心!

新しいお家の完成に、ご家族みんながお手伝いをしてくださり、素敵な思い出になったのではないでしょうか♪














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