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築85年の家を再生リフォーム 完成の様子をご紹介

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築85年の木造住宅をリフォーム!【完成の様子】
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金額ではなく、信頼できるかというのが、(エコリフォームを選んだ)ポイントでした。リフォームはある意味賭けですけど、金額が張るから、ちょっと高くなってもしっかりしている業者さんがいいですよ。
良いものができました!

インタビューにご協力いただきました
ハウスデータ
 ■築年数85年
 ■住宅仕様2階建て木造住宅
 ■広さ1階+2階
約24坪(約78㎡)
 ■ リフォーム
  内容
  • 1階のスケルトンリフォーム
  • 2階の内装壁
  • 外壁
  •  ■地域東京都中央区

    STORY-03.まずは図面のBEFORE→AFTERからご覧ください
    リフォーム前の様子と
    T様のご要望は以下のようなものでした






    STORY-03.それでは完成の様子を詳しくご紹介いたします!

    まずは玄関よりお邪魔いたします。


    まずは玄関よりお邪魔いたします。 こちら、リフォーム前の方が広さがあったのですが、 むしろ「広すぎて勿体無い」とお考えでした。

    そこで、少し玄関を縮小し、その分お部屋を広く取ることにしました。

    ■ 玄関を引き戸にしてスペースを有効に

    玄関スペースが必要以上に広めに取ってあったのは、玄関が開き戸であったというのが大きな理由の一つでした。

    開き扉の場合、戸が開くためのスペースが必要になってくる上に、その場所にはあまり物を置く事もできませんので、結果的にスペースは合っても100%使用できないという事が起こります。

    今回のリフォームで、開き扉から引き戸に変更です。 玄関の面積自体は狭めていますが使えるスペースは増えています!



    ■ 玄関収納が大容量に!

    収納も、以前の開き戸の玄関の頃は、開き戸のスペースとぶつかってしまうので、あまり大型の玄関収納は使えませんでしたが、今度は大きなものを採用されました!

    以前より奥行きがあり、高さも天井いっぱいまでのゆったりしたものになりました。 玄関自体のスペースは狭まっていても、収納力は大幅アップです。

    T様はお出かけ前に全身がチェックできる鏡が付いたタイプをお選びになりました。


    ■ T様が大切にされていたアンティーク照明が素敵です!

    このステンドグラスの照明は、100年以上前に造られたアンティークのものです。 息子さんがとっても気に入られてご購入され、長く大事にしていたものです。

    この照明を新しい住まいに是非使いたい、との事で、こちらの玄関照明として設置することになりました。

    ■ 式台を二段にして、毎日の上り下りを安心に

    T様邸の玄関は、上がり口の段差がかなり大きめなので、 リフォーム前も1段、式台を設けていました。

    それでもまだ少し段差が大きい為、式台を二段にして、手摺も設置。 階段は毎日の上り下りをする箇所です。今後は、随分楽になります。



    立地の都合上、窓が無くても明るくて風も通るリビング

    こちら、真ん中の広いスペースがリビングとなっています。

    リビングということで本来なら窓が欲しい空間ですが、 T様邸の建っている地域は都心であり住宅が密集している為、お隣のお宅との隙間はほとんどなく、必然的に左右の方向に窓を造る事ができません。

    その為、太陽光が入りづらく暗くなりがちになってしまったり、風が抜けにくくなってしまいがちです。今回のリフォームではその点を大きく改善いたしました。


    ■ 光を通す半透明建具で明るく!

    こちら、玄関とリビング、そして西側のお部屋とリビング、リビングから水周りスペースに抜ける建具全てに、半透明のものを採用しました。

    太陽の光や、リビングの明るい照明の光が通り抜けやすくなります。
    半透明の建具は、視覚的にも広さを感じられるようにもなりますね。


    ■ 白を基調にした内装で明るく!

    壁、建具、そして床も明るい色のものを採用することで、視覚的な明るさ、広さを得る事ができるようになりました。


    ■ 天井を高くして明るく!

    こちらのリビング、リフォーム前に比べると、天井を少し高くしています。

    天井は、天井裏の下面に合わせて天井板が張られることが多いのですが、 図のように、梁を突き出す形で板を張ると、天井が少し高くなります。



    凹凸が出来てしまいますが、視覚的に広さを感じることができるので、 スペースが限られる都心のお住まいでは特に、有効なアレンジです。

    明るくなった内装も相まって、よりいっそう広く、明るく感じる事ができます。



    ■ 空気もいつも爽やか!


    通風も非常に良くなりました。

    リフォーム前は、玄関側から、水周りの側に風が通り抜けにくくなってしまっていましたが、新しい配置では、玄関&西側のお部屋~キッチン側にあるお勝手口&お風呂の窓へ、風が通り抜けるようになりました。

    通風が良くなる事で屋内が快適になり、暑い時期にはエアコンの使用を抑えることができますし、湿気がこもりにくくなるので、カビの発生も防いでくれます。


    自然素材を使った、快適で優しい空間に!

    長い時間を過ごす「我が家」ですから、ほっと落ち着く空間にしたいもの。 それにはやはり、自然素材がおすすめです。

    T様邸では、床にコルクフロアー、造作収納や幅木などにも天然木を使い、お母様がお好きなシックな雰囲気の中にも、味わいのある風合いを持つ空間となりました。



    今回採用した、ロンシール社のコルクタイルは、高級感のあるマーブル模様が印象的なフロアで、T様もお気に入りです。

    樫の木を原料としたコルクは、空気を含むため柔らかく、タタミのようにじかに座って寛ぐ事が出来ますし、夏はサラッとして冬はほんのり暖かく、本当に気持ちの良い素材です。コルクは、水濡れにも強いのでお掃除もとっても楽ですよ。

    T様は、こちらフワフワのペルシャ猫ちゃん「プリンツちゃん」とお住まいです。 猫ちゃんとの暮らしにも、触り心地がよくて、汚れてもお掃除簡単なコルクの床はかなりおすすめです。



    リビングの造りつけ収納や、巾木や廻り縁(床と壁の境目に使う化粧板のことです)、階段や手摺りは、天然の木を使った造作です。

    木の造作物は、最後に必ず塗装の仕上げが必要です。T様邸では、天然の木が持つ風合いや、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる「調湿性能」を損ねない為、最後に天然オイルを塗って仕上げています。(ニスやウレタンを使った仕上げにすると表面に塗膜ができてしまい、木の調湿性能が損なわれてしまいます。)



    おしゃれに快適な時間が過ごせるインテリア
    ■ おしゃれに使えるテレビスペース!

    こちらのスペース、両側の壁は耐力壁です。 この隙間を活かして、リフォーム前もテレビを設置されていました。

    リフォーム後もやはりテレビを設置されますが、ちょっとおしゃれに! 今までは市販のテレビ台をお使いでしたが、今回、こちらの幅にぴったり合わせた 造作のテレビ台を設置!

    お母様はアンティークな印象のインテリアがお好みの為、 自然塗装のカラーオイルでブラウンに塗装し、シックな仕上がりです。


    こちらの収納、開閉する際に邪魔にならないように、引き違いの戸を嵌めていますが、できるだけ内部を広く使えるように、引き違い戸に一工夫を施しているんです。

    ご覧のように、戸板にはかなり薄めの板を使って造作しています。
    しかし、通常の引き戸ですと、この薄さでは取っ手を付けることができません。そこで、 端っこに写真のような凸を付けることで、取っ手代わりになるんです。

    これだけで、内部の奥行きが1.5cmほど広くなりますから、随分違います。



    上部には、遊び心のある横長のニッチを造作し、 お母様がお持ちの可愛らしい小物を、季節に合わせて飾る事ができるようにいたしました。

    左の写真は、実際にお暮らしになってからの様子を撮影させていただいたものです。可愛らしいお人形などをさりげなく、素敵に飾っていらっしゃいます!

    テレビ台なので、テレビの線やデッキなどを置く為に何本ものコードがこの周辺に集まります。それらがゴチャッとしてしまわず、一箇所にまとめられるように、コード穴やコンセントプレートを設けました。



    ■ 電話台を兼ねた収納。サイズもピッタリ!

    こちら、リフォーム前は市販の棚を置かれていたのですが、今後は造り付けのものをスッキリ使いたいとのことで、収納棚を設置しました。

    この位置には、電話を設置されますので、モジュラージャックを設けています。

    右の写真【→】はお住まいになってからの様子です!
    とっても素敵に飾られてお暮らしです。

    ブラウンの塗装が、飾られているものと相性ピッタリです。


    収納の横には空きスペースがありますが、こちらも計画あってのものです。

    横の空きスペースには、以前からお母様が大切にお持ちの重厚な家具を置かれるとのことで、その幅に合わせたサイズにしているのです。

    実際に家具を入れたところも撮影させていただきました。ピッタリ入っていますね!



    ■ ご趣味の絵を飾るためのスペース!




    こちら、柱を補強する必要があったため、少し厚みが出来てしまった壁面です。

    もとからの柱を交換できればよかったのですが、こちらの柱は、例え仮柱などで支えたとしても 安易に抜ける場所ではなく、既存の柱の手前にもう一本の柱を噛ませる形で 補強を行う事となりました。

    そのため、図のように、壁が厚くなってしまったのですが、 ただ厚くなってしまったのではスペースが勿体ないので、 柱に影響しない部分に凹みを造作し、絵を飾るスペースにしました。

    絵がお好きで、ご自身も絵画教室に行かれているT様。 左写真は実際にお住まいになってからの様子ですが、 ご所有の素敵な絵画を飾られています。

    二枚の絵の左側は、愛猫の「プリンツ君」を画家さんに描いていただいたものなんだそうですよ。



    キッチンスペース+水周りは奥にまとめコンパクトに使いやすく



    今回、特に配置が変わったのは、東側の水周りスペースです。 リフォーム前は、こちら側には、お風呂・洗面・トイレがありました。

    T様邸は何度か増築や改修をされており、85年前の建築当時には無かったであろう お風呂や、洋風の洗面台、屋内の洗濯機置き場も設置されていました。 トイレも何回か改修されていて、新しいものが設置されていました。

    ただ、それぞれの配置に関しては、後から足して行ったものということもあり、 スペースがもったいない配置になっていました。

    例えば、奥の洗面台兼洗濯機置き場へ行く為の通路、ここは通り過ぎるだけの場所になっており、勿体無いスペースでした。

    今回のリフォームでは、上図のように配置を変更! 無駄なスペースの無い、使いやすい間取りとなりました。 同時に、耐震補強のための耐力壁も増やしていますから、家自体の強度も上がって一石二鳥です。

    西側にお部屋を1室設けるため、キッチンもこちらの東側に移動しましたが、 せせこましくならないように、周囲にアイディア収納を配置し、上手く組み合わせました。



    お母様も納得の使いやすいキッチン

    リフォーム前のキッチンは、1階の西側にありました。

    この西側には今回、将来の暮らし方の変化を考えて、お部屋が1室新たに設けられることになり、キッチンを移動することになりました。


    お風呂と洗面の位置をスッキリ移動させたことで、キッチンもせせこましくなる事無く配置することができました。

    キッチンが収まるだけでなく、収納も、限られたスペースの中で空きスペースに上手くアイディア収納を設け、すっきりとお使いできるようになっています。

    また、新しくなったシステムキッチン自体の収納力も、以前お使いであった30年~40年前のブロックキッチンに比べると収納力は大きく上がっています。

    リフォーム前のキッチンは後ろのスペースがゆったりしていたので、背面に食器棚を置かれてお使いでしたが、その食器棚に入っていたものが、しっかりと収納できるようになっています。


    ■ スペースぴったりのキッチン背面収納

    新しいキッチン背面収納は上の図面のようになっています。

    壁の向こう側のスペースに洗面台が設置されている為、その分出っ張りキッチン背面の壁には出っ張りが生じておりますが、この出っ張りの左右に、ぴったりの収納を造作しています。

    左側のスペースに天井いっぱいまで造作したキッチン収納は、下は引き出し、上は棚板の高さが調整可能な、観音開きになっており、食器や食材などを効率よく収納できるようになっております。

    木の天板の上は、電子レンジを設置するためのスペースです。

    【頭をぶつけない工夫】

    上の観音開きの吊り戸収納は少しだけ奥行きを狭くしておりますが、これは、下の収納から物を取り出した際、立ち上がって頭をぶつけたりすることが無いようにという工夫です。


    ■ 動線を考えた三角形の収納

    この収納の左側【←】は三角形の形状の棚となっています。 このような変わった形状になったのはキッチンの出入りをスムーズにするための配慮です。


    この部分が、普通の四角い収納になると、キッチンの出入りがしづらくなってしまうのです。

    動線を妨げる事無く、少しでも収納を増やすためのアイディアです。



    下は扉が付いていますのでこまごましたものを収納することができます。

    右の写真【→】は、実際にお暮らしになってからの様子ですが、T様は、普段使いをするコーヒーメーカーの外、可愛らしい猫ちゃんの飾りなどを置かれてとっても素敵にお使いです。

    ■ 空いた隙間に収納を造り無駄スペースゼロです!

    こちら側の狭い隙間にも、天井までの収納を造作しました。 あまり幅のないキッチン家電であればこちらに置いていただけるように、コンセントも設けております。

    中棚の高さは自由に変更可能。仕舞いたいものにあわせて微調整可能です。

    こういった造作収納を隙間に造作してしまえば、デッドスペースができず便利ですよ。

    真ん中に出っ張っている壁の向こうは洗面台になっていますが、洗面台も天井までの高さは無く、上にスペースが空きますので、キッチン側の棚にしてしまいました。



    ■ キッチン自体も収納力アップ!【タカラスタンダードのホーローキッチン】

    以前は、30年~40年ほど前のブロックキッチンをお使いでしたが、新しいキッチンには、タカラスタンダードさんのホーローシステムキッチンを採用しました。

    昔のキッチンは、下の収納が観音開きになっているのが普通でしたが、観音開きだと奥の物が出し入れしづらく、結局、奥がデッドスペースになってしまいがちなのです。

    近年のシステムキッチンは、スライド式になっていますので、スペース的には同じでも、奥のものまで出し入れラクラクで、結果的には収納力が上がっているのです。

    タカラさんのキッチンということで、素材は勿論ホーローです。 しつこい汚れもサッとお掃除ラクラクです。


    この「アイラック」は、タカラさん独自のもので、昇降させて使用することができるパーツです。

    おはしや、調理に使うお玉やフライ返しといった器具、また、特に良く使う食器などもこちらに入れておくと、出し入れがとっても便利ですよ。



    キッチンの右サイドにも少しスペースができますので、こちらにも収納を造作!

    下はキッチンに合わせて棚板を造作しています。
    こちら、一番下にはゴミ箱、上には電気ジャーを置かれるように計画しました。 上は調味料などを置く為のスペースです。

    上には、システムキッチンの吊り戸の奥行きにピッタリ合わせた吊り戸が造作されました。



    ■ お勝手口直結だから換気良く、ゴミ出しがしやすい!

    キッチンの奥にはお勝手口を設けました。
    お勝手口が近いと、ゴミ出しがサッとやりやすいのが嬉しいところです。

    このお勝手口、鍵をかけたままでも、嵌めこまれているガラス窓を上げ下げすることで、通気ができるタイプのものになっております。

    玄関側から入ってきた風がここから通り抜けて、いつも屋内爽やか! 料理のにおいも篭りません。



    配置が大きく変わったお風呂&洗面室

    以前はお風呂と洗面室が離れておりましたが、配置が大きく変わり、使いやすく、掃除も一気に行いやすくなりました。

    キッチンの項でも触れておりますが、洗面脱衣室の洗面台は、スペース確保のために奥側に埋め込むように設置し、充分な広さを確保。
    ピッタリ壁に埋め込めるように、奥行きが浅めの洗面台をお選びしています。

    洗面台周りには、歯ブラシやヘアケアグッズなど、こまごましたものを置きたいものです。
    そこで、洗面台の横に壁の厚さを利用したミニ収納を設けました。

    手を洗った際に使いやすい位置にタオルハンガーもあらかじめ取り付けました。

    建具は、開き戸のものにすると、場所をとってしまいますので、折れ戸スタイルのものを採用し、スペース削減です。

    ■ あったかいユニットバス

    お風呂は、あったかいユニットバス!

    以前は、在来工法のお風呂で、断熱をされていなかったので冬は寒かったかと思いますが、これからは冬も暖かく安心です。

    床にはリビングやキッチンと同じ、コルクフロアです。 コルクは、快適自然素材というだけでなく、水濡れに強いという特性も持つため、 水周りにも最適の素材なのです。


    アレンジを加えて、使いやすくなったトイレ&階段

    トイレは位置をそのままに、使いやすいアレンジを加え、とても良くなりました。

    内装は全て新しくなり、明るく爽やかに!
    床には、リビングやお風呂と同じく、水濡れに強いコルクタイルを採用。

    上部には、ペーパーのストックなどを収めておける棚を新しく造り付けいたしました。
    また、リフォーム前のトイレには背面にあまり必要性の無い屋内窓がありました。

    こちらは、増築がされる前の名残で、建築当時はこちらが外壁に面した壁面だったのでしょう。

    窓(開口部)があるままですと、建物を支える「耐力壁」にはなりませんので、今回のリフォームで、この窓を塞ぎ、耐力壁にいたしました。


    Point! トイレの出入り口を省スペース折れ戸に変更し、階段も緩やかに!

    T様邸の階段は、トイレの前が上がり口になっています。

    上の図のように、リフォーム前はトイレのドアが開き戸であった為、トイレ前にドアの開き分のスペースが必要でしたが、今回、折れ戸タイプの建具に変更したことで、トイレ前のスペースに余裕が出来ます。

    結果、階段のスペースが少し広がり、傾斜をゆるやかにすることができました!

    ■ 安全な階段に!

    何回かの改修を行っているので、85年が経過した建物には見えなかったT様邸ですが、階段だけは建築時の面影を残す箇所でした。昔の日本建築では、階段の傾斜はあまり重要視されていなかったのですね。

    今回のリフォームで、階段の為のスペースが広がり、全体的に段差を緩める事が出来ましたし、手摺も設置され、上り下りがとても安全になりました。

    ■ 階段下のスペースには洗濯機置き場を

    T様邸では、階段下のスペースがお風呂、洗面室からも近く、行ったり来たりしやすい位置であることもあり、この空きスペースの有効活用として、洗濯機置き場を設置いたしました。

    写真のように建具を閉めてしまえば目隠しできます。

    また、洗濯機ということで水を使うので、湿気でカビになったりしないように換気の工夫もされたスペースとなっています。






    西側には、個室になるスペースを新設

    ■ 半透明の建具を使って、仕切りがありながらも繋がりを感じる空間に!




    以前はキッチンが配置されていたこちら西側のスペースには、新しくお部屋を設けました。

    こちらの建物にお住まいのT様は、まだまだお若く、1階2階を便利に使用してお住まいですが、将来的にもっと年齢を重ねされた時、1階だけで生活できるように、寝室として使えるような部屋をあらかじめ造っておけば良いのでは?という息子さんのご提案です。

    寝室になるお部屋であれば、こちら、通風がよく日当たりも良いお部屋は最適です。

    建具で仕切る事で採光や通風が遮られることが無いように、全面半透明の建具を使っていますので、 閉めても明るさがリビングに届きます。


    ■ 窓を大きくして、採光率アップ!




    こちらの位置、以前はキッチンがあったので、少し小ぶりの窓でしたが、リフォーム後は一回りほど広げる事が出来て、採光率がアップしました!



    ■ ガスメーター設置の為に出来た凸部分を飾り棚に

    こちらは、外にガスメーターを新設する為、室内側が凸になった箇所です。

    都心のお住まいの場合、家が土地の広さギリギリまで建っていることが多く、ガスメーターであっても、出っ張ってしまうとT様邸の敷地から出てしまい、越境扱いになってしまいます。

    そこで、このように建物に凹みを造り設置する必要があったのです、

    室内側には出っ張りが出来ますが、ただの凸では味気が無いので、上に無垢板を張り、ちょっとした飾り棚にしました。





    2階は内装をリフォーム!明るく、使いやすくアレンジです


    今回、2階は大きな間取りの変更は行っていませんが、 床を畳からフローリングに変更し、押入れだった箇所をクローゼットにする内装リフォームを行いました。

    洋風のインテリアがお好きなT様なので、経年してしまっていた畳は、洋風のフローリングに変更され、壁も、もとに砂壁は撤去し、クロス(壁紙)の壁に変更。壁のスタイルは、柱を見せる和室特有の「真壁」のままですが かなり明るい印象の洋間になりました。


    ※こちらの写真では、既にお客様お持ちのカーペットを敷かれていらっしゃいます。


    ■ 押入れをクローゼットに!


    クローゼットになったこちらのスペースは、長いコートも沢山収納できるようになりました。おしゃれで衣装持ちのお母様はこの収納の変更をとってもお喜びです。

    実際にお暮らしになってからも、とっても有効にお使いになっています。








    外部も大きくスタイルチェンジ!


    今回のリフォーム、耐震補強で、表の外壁側の一部も耐力壁にすることになりました。
    また、

    ●玄関引き戸の変更
    ●窓の入れ替え(少しサイズが大きくなります)
    ●ガスメーターを表側の壁を一部凹ませて設置する


    に伴い、その周囲の壁を壊さなければならない為、 こちらの表面は、下地から造りなおしを行いました。

    下地には地震に強いラスカットパネル、上からはモルタル塗装で仕上げています。
    リフォーム前にはヒビが入っているのが目立ちましたが、綺麗に再生しました。

    ヒビは、地震などの際、建物の揺れによる力がかかることで、入ってしまっていたものでしたが、 耐震補強を行いましたので、今後はヒビも入りづらくなりますよ。




    近年の住宅ではガスメーターは基本的に外にあるのですが、T様邸は築85年!建築当時には家庭で使用するガスというものは無かった為、ガスメーターは勿論ありませんでした。



    そこで、後付けをされていたのですが、T様邸がある土地は都内の密集地の為、ガスメーターが出っ張ってしまうと、それだけでもT様邸の敷地を越境してしまう為、屋外に設置せず、家の中に設置されていました。

    その為、ガス屋さんが点検に来られる度に、T様が在宅して対応する必要があり、外にあったら良いなとお考えだったそうです。

    今回のリフォームで、こちらの表側に面したお部屋がキッチンではなくなる為、壁面の余裕が出来ました。そこで、ガスメーターのサイズ分だけ壁の一部を凹ませ、そこに設置することにしました。



    ■ スッキリしておしゃれになった玄関周り


    玄関のスタイルが大きく変わりました!
    以前は内開きの玄関扉だったのですが、スペースを有効活用するために引き戸に変更しています。

    また、以前は玄関扉の左側にあった、嵌め殺しの型ガラス窓は、耐力壁を造らなければならないため、塞ぐ事になりました。

    その代わりの、採光を取るため、玄関引き戸は中央が格子付きの窓になっているタイプのものを採用しています。

    モルタル仕上げの白いすっきりした壁は今風で、とても築85年には見えない仕上がりです。

    リフォーム前は扉の横にポスト穴がありましたが、引き戸へ変更するにあたり、 戸の位置が以前のポスト穴があった箇所に移動になります。

    そこで、壁面にこちらにポストを設置することになり、 白い壁に合う、シルバーのデザインポストをお選びしました。

    ■ デザイン性+実用性に優れた窓周り



    1階の窓の外には防犯の為の格子を設置しています。

    以前は縦の格子が設置されていましたが、 「縦だと和風になってしまうので横が良い」というT様のご希望で、 写真のようなモダンな横格子を大工さんが造りつけしました。

    横格子だと雨が降ったりした際に水がたまるのが気になるところですが このように少し下向きに角度をつけ、水が捌けやすくなっています。

    水濡れに強い木に、撥水の塗装をして仕上げています。 塗装の色は、ダークブランの玄関扉の色に合わせました。 白とブラウンのコントラストが美しいです!

    2階のバルコニーも、以前の鉄格子は傷んでいましたので、交換です。 こちらも、下の窓格子に併せて、横格子で取り付け、玄関に合わせたダークブラウン塗装で仕上げました。



    ■ お勝手口側も綺麗に!


    こちらは、裏側です。

    キッチンに直結するお勝手口を設置し、外壁は、下地から新しく施工し直しています。 リフォーム前は大きなクラック(ひび)が入ってしまっていましたが、もう大丈夫です!

    こちら側は裏なので日が落ちるとちょっと暗いため、お勝手口の上にも外灯を設置しています。

    こちらのお勝手口、外に出るのに大きな段差がありますので、足元には、上り下りを助けてくれるミニ階段を設置しました。





    【リフォームアドバイザー・塩谷理枝より】


    長い間、ご家族の暮らしを見守ってこられた建物です。 今回のリフォームで、これからも安心して長くお暮らしいただきたいとの 思いで、ご提案をさせていただきました。

    耐震補強など構造体をしっかりすることがまず一番にあり、 その上でどうしたら空間を有効に使っていただけるか、 お好みにあったインテリエテイストはどのようなものなのか、 考えながらお客様と一緒に計画を完成してまいりました。

    ご提案の中で、私どもの意図を十分に汲んでくださって、 お任せいただいたことも多くございました。
    ご信頼をいただけたことは、本当にありがたく感謝いたします。

    いつも明るく快活で、行動的な奥様にお会いしてお打ち合わせで お会いするのが楽しみでした。
    仮住まいなど工事中ご負担が多かったはずですのに、 逆にいつもいつも元気を頂いておりました。

    息子さんが私どものホームページを探してお声をかけてくださった ことで、こんなによいご縁を頂きました。
    このご縁を大切にさせていただきます。

    お暮らしいただいてからも、お褒めの言葉をたくさん いいただけたことは、エコリフォームにとって何よりも ありがたく嬉しいことです。

    これからも、家のことで何かあれば、駆けつけますので 末永くよろしくお願いいたします。
    本当によいご縁をありがとうございました。



    【一級建築士・塩谷敏雄より】

    昔の面影を良く残す、下町の住宅地でも良く知っている場所です。 T様のお宅は、メンテナンスもよくされていたため、外からは、 内部の状況が、わかりにくかったです。
    しかし、内部の階段や2階の状況を鑑みて大まかな事は、理解できました。

    今回、T様は、区の耐震診断をお受けになられて、耐震補強工事をご希望されて いたため、地震に対しての備えに注力させて頂いたリフォームとなりました。
    あまり、今までの生活を変えないように、玄関の位置や 勝手口などを配置し、2階への生活動線や使いやすさも考え、設計しました。

    また、85年という経年された建物であるため、インフラに対しての増強は しっかりと行いました。

    今まで手がけさせていただいた中で、おそらく一番歴史のある建物でした。
    貴重なお住まいをリフォームさせていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。



    【インテリアコーディネーター・千葉容子より】

    今回のリフォームでは耐震などのハードな部分からのリフォームでしたが、 インテリアもK様らしい素敵なインテリアとなりました。

    T様に『インテリアはあなたに任せるわ~!』と仰って頂き、 T様のご要望を伺いながら、お持ちのインテリアに合せ モダンでスタイリッシュなイメージでご提案致しました。

    クールな空間にT様がお持ちだったアンティークの 照明器具が映えるK様らしい個性的でスタイリッシュな 空間となりました。

    現地にも何度もお越し頂き、仮住いのお宅にも お邪魔してお打合のお時間を頂きありがとうございます。
    T様の暮され方や、考え方が女性としてとても魅力的で お打ち合わせの時もとても楽しい時間でした。
    お打ち合わせがなくなってしまって寂しいです。

    ですが、リフォームが終わってから、本当のお付き合いが始まると思っています。
    何かお家のことでお困りの事がございましたら、 いつでも呼んでくださいね。

    T様とご縁を頂きました事、心より感謝致します。 今後ともどうぞ宜しくお願いします。





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