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K様邸 ハウスデータ
築年数 | 20年 |
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構造 | 非木造の戸建て住宅 |
内容 | 間取り変更、内装リフォーム、設備機器交換 |
地域 | 東京都江東区 |
ご夫婦お二人の暮らしにぴったりの、明るく開放的な住空間へリフォームした事例をご紹介します。
K様は、ご夫婦お二人にはご自宅が少し広すぎると感じていたそうです。 そこで、同じ建物内の別のスペースをリフォームしてお引越しをされることになりました。
壁を撤去し、効率よく採光できる工夫を加えて、今までよりもずっと明るく開放的な住空間へと生まれ変わりました。
私たちの事務所からほど近い東京都江東区のお客様です。
リフォームするのはお母様が暮らされていたスペースで、今のままでも十分住むことができる空間でしたが、奥様から「キッチンをオープンにして明るくしたい」というご要望がありました。
質のいい素材をできるだけ残しながら、明るく開放的な間取りになるようご提案させていただきました。 明るい住空間で、ご夫婦お二人の新しい暮らしが始まります。
リフォーム前は少し圧迫感のあった玄関が、玄関入ってすぐの壁を撤去して、明るく生まれ変わりました。 リビングからの明かりが、半透明の間仕切りを通して玄関まで届きます。
玄関とつながる廊下には、コルクタイルを張りました。コルクタイルはクッション性があるので足への負担が少なく、ほんのりとした暖かさも感じられます。
Before
壁を撤去し、間仕切りとしてマテリアルアルミ製のアミスを取付けました。 3枚引き戸なので、明るさを自由に調整することができます。 K様も明るく広がりを感じられるアミスを気に入ってくださいました。
※詳しくは、半透明の引き戸 アミスをご覧ください。
Before
キッチンは対面式にして、広がりを感じられる空間に。お料理をしている間も、ご夫婦の会話が楽しめます。 L型キッチンで動線が良くなり、作業もしやすくなりました。
キッチンの床もコルクタイルです。 コルクタイルは水に強く、お手入れも簡単なので水まわりにも適しています。
天井に取り付けたダウンライトで明るく照らされた、居心地のいいキッチンスペースです。
Before
レンジ台付きのシステム収納と、食器をたっぷりしまえる背面収納を設置しました。 コンパクトにまとまっていますが、収納力は抜群です。
調理道具や食器、食材などをキッチンの中にすべてしまえるように計画したので、食器棚などの収納家具は不要です。
キッチンがオープンになったことで、リビングダイニングがより明るく広々とした大空間になりました。 壁を白いクロスで仕上げたことも、広がりを感じられる理由の一つです。
良質な床材が使われていたので、クリーニングをして再利用しました。 他にも質のいい建材が使われていたため、できる限り活用しています。
Before
リビングダイニングに隣接する洋室は寝室として使われます。絨毯張りだった床は、フローリングに張り替えました。
大きな窓があって採光もしやすいお部屋ですが、外からの視線も気になるので、木製ブラインドを取り付けました。 無垢の1枚板を使用した木製ブラインドで、木のぬくもりに包まれた落ち着きのある寝室になりました。
ブラインドは、方向を変えると光の量を調節できて、視線を遮りつつ風を取り込むこともできるので、プライベートスペースにはもってこいですね。
窓の下には便利な収納棚を造りつけました。窓際にグリーンを置いて育てたり、飾り棚としても使えます。
Before
洗面台の収納力を増やしたいというご要望で、三面鏡部分が収納になっているタイプの洗面台に交換しました。 洗面まわりの小物がたくさん収納できるので、朝の忙しい身支度にも役立ちます。
Before
少し小さめだったトイレスペースを広げるため、間取りを変更してゆったりとした空間になりました。
便器を移動し、ドアを開き戸から引き戸に替えて、使い勝手がよくなりました。
Before
取材担当
鳥越 亜紀子
リフォーム前、はじめてお宅にお邪魔した際に、「隅々までとてもきれいにお手入れされていて、お住まいを大切にされていらっしゃるんだなあ」と感じました。
思い出いっぱいのお住まいをリフォームするのは、期待感もありながら、寂しいお気持ちもあったのではないでしょうか。そんな中、まだまだ使える建材がたくさんあって、再利用のご提案ができたことをうれしく思います。
リフォーム完成時に、K様が「リフォームをやってよかったわ!」とおっしゃってくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 K様からたくさんのご協力をいただいたお陰です。ありがとうございました。
リフォームアドバイザー
塩谷 理枝