

エコリフォームさんはおすすめできると思いますよ!結構、工事中も、終わってからも、お話してるじゃないですか。
やっぱり、意思の交換ができていたんじゃないかと思いますよ。
リフォームやってて、その時に決めないといけないこともあるし、一緒に造ってきた感があります。
途中から、注文住宅みたいなイメージになった感じだね。
決めたままを施工するのではなく、こうしたらどうですか?とか言ってくれて、良かったね。
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■築年数 | 47年 |
■住宅仕様 | 2階建て木造住宅 |
■広さ | 1階+2階 約17坪(約55㎡) |
■ リフォーム 内容 |
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■地域 | 東京都江戸川区 |
M様からは、最初、メールにてお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。
以下、実際にいただいたメールです。

江戸川区に築47年の家屋があり,借地のため建て替えは考えていません。
住人としては自分だけの一人住まいとなりますが、
将来の事を考えると急な階段などと内部の改造を考慮に入れたりフォームを考えています。
転勤で地方に居たため昨年末まで借家として2年間貸していたので、リフォームは行っていました。
退職を控え、終の棲みかとしてのリフォームを考えていますので、
協力をお願いしたいと考えています。

M様邸は築40年。M様のお父様が建築され、長くご家族でお住まいだった思い出の詰まったお住まいですが、しばらくの間、誰もお住まいではなく、ここ数年は賃貸にされていました。
この度、M様の勤務先が地方から都内になったことに合わせ、こちらの建物に戻られることになり、リフォームをされることとなりました。
賃貸にする際に、内装とキッチンのリフォームは行っておられましたが、
耐震などはまだ行っておらず、急勾配の階段も上り下りのしづらさを感じられていたそうで「今後長く安心するための家にしたい」と、弊社にお声をかけてくださったのでした。
リフォームを選ばれた理由は?またエコリフォームに声をかけられたきっかけは...?
40年が経過していると、建て替えをされる方もいらっしゃいますが、
こちらは土地が借地であるため、建て替えは考えていなかったというM様。
リフォームで希望の家に・・・というお考えの元、業者を探されていたそうです。
そこで、
2012年2月に放映された「ワールドビジネスサテライト」での弊社の紹介
をご覧になり、それをきっかけにホームページの事例を見てくださってお声がけくださいました。
ありがとうございます。
リフォーム前のM様邸。そしてM様のご要望は......
1.増築部分の増強を改善
M様邸は、奥側に後から増築された部分があります。建築時はお風呂が無かったため、
後からお風呂を設置するための増築だったそうです。
お風呂と、残りのスペースは土間のような物置となっていて、現在は有効に使われておらず、
非常に勿体無いスペースとなっています。
また、壁や天井はトタン張であり、断熱材が全く入っていないので、このままでは、
夏は暑く、冬の時期にはとても寒いというのも、お悩みです。
この増築部分を、今後は洗面、脱衣、洗濯機も入れた水周りスペースとして有効活用したい!
お風呂も、今ある在来のものから、暖かいユニットバスにしたい。
2.安全な家にしたい!
バリアフリーなお住まいをご希望です。特に、階段の急勾配にはお悩みでした。
昔のお住まいは、居住スペースを広く取る為、階段のスペースが削られがちだったのです。
3.キッチン&居間
1階の和室を、キッチンと続けて洋室のLDKにしたい、
そして、奥まった位置にある居間が暗く、明るくしたい、とお考えです。
また、キッチンセットは数年前に新しくしているので、出来ればそのまま使いたい。
4.耐震補強をしておきたい
今まで耐震工事を行っていないというのも心配なところなので、しっかりと補強をしておきたいところです。
撤去できない柱や壁がどこなのかを把握し、それを踏まえて新しい間取りを考えなくてはなりません。
5.2階は内装を新しく
今回は1階のリフォームに重点を置かれます。
その為、2階の間取りは変更せず、壁紙の張替えと畳の表替え、また、老朽化が進んでいた外部のベランダの交換をご希望です。

1Fはオールバリアフリー化!
★玄関・廊下・トイレの配置を変え、階段の傾斜を緩やかに

M様の大きなご希望である階段の架け替えを行うにあたり、今までのトイレの位置ですと、
ドアを開けるスペースを確保できなくなります。
今回のリフォームで水周りを1箇所に纏めますので、トイレはそちらへ移動し、代わりに玄関収納が配置されます。
これで、以前のような急勾配の階段に悩まされなくなります。
手摺と滑り止めもつけているので、安心して上り下りしていただけます。
また、この位置変更により玄関部分が全体的に右にずれましたので 以前は、玄関部分が一部キッチンに突き出ていましたが、 今後は キッチンがゆったり使用できるようになります。
玄関ホールは以前よりも幅を広げてゆとりある空間になっています。
★床の段差ゼロ
リビング、キッチン、廊下の床材にはコルクを採用しますが、全く段差の無い、繋がりのある床になります。
安全なだけではく、空間自体が広く感じられるようになるでしょう。
★足に負担がかからない掘りごたつ
日本人であれば床に直接座ってのんびりしたいものですが、
床に座る、床から立ち上がる、という動作は、ヒザへの負担が大きいんです。
そこで、床座りでのんびり寛ぎながらも、椅子のように座れる「掘りごたつ」を採用。
これでヒザへの負担が随分軽減します。
★空気もバリアフリー化

40年前のお住まいですから、断熱材はほとんど入っていません。
特に増築部分はトタン壁とトタン屋根でしたから、特に寒かったそうです。
そこで、今回、全体的に手を入れる1階は、この機に断熱状況も大きく改善します。
窓の交換は勿論、床や壁に断熱材をしっかりと入れ込みます。
断熱がなされた家のメリットは「空気がバリアフリー」になることです。
冬の寒い時期に起こる「ヒートショック」をご存知でしょうか。急激な温度差により、
血圧が急変動したり脈拍が早くなったりすることを言いますが、
断熱で室内の気温差を抑える事で、このヒートショックのリスクが大きく改善します。
必要な場所に、必要な耐震補強を
★建物前面の壁を増やす

リフォーム前は、建物の前面に玄関・お勝手口、窓が並んでおり、
壁があるようで無い状況だったのですが、
今回のリフォームは、耐震も考えた間取り変更を行い、効率よく壁を増やします。
合わせて壁を増やす事で屋内が「暗く」なってしまわないようなアレンジも行っています。
建築基準法は、年代が新しくなればなるほどに改善されてきています。
大きな地震災害があると、その被害を元に建築基準法の改善が行われるからです。
特に、昭和56年の改正、
その後では、平成7年の阪神淡路大震災の後の改正で、大きな見直しが行われました。
40年前の建物ということは、昭和40年代建築です。
建築当時にはまだ無かった工法も盛り込み、
地震の揺れに耐える建物にいたします。
また、これは解体してみないとわからないことなのですが
シロアリの被害が発生している可能性もあります。
その場合は、被害のあった箇所の撤去・交換を行う事になります。
※実際に解体したとこと、一部にシロアリの被害と、
震災後であったこともあり、床下の一部にも液状化の痕跡が見つかりました。
今回のリフォームで出来る限りの措置を行う事となりました。
落ち着いたインテリア&自然光がたっぷり入る癒し空間
★インテリアは、落ち着きのある和風モダン。遊び心のあるポイントも!

インテリアは、ほっと過ごせる和モダンなスタイルに。
床にはヒザを痛めずに床に座って寛げるように、掘りごたつを設けますが、
その座卓がぴったり似合うような、和と洋が上手くミックスされた空間となります。
キッチンと一間続きに使っていただける洋室となりますが、床には落ち着いた色合いのコルクタイルを貼り、
グレーブラウンの和紙クロス+雰囲気のある障子をアクセントにします。
M様は、こだわりのものをあれこれとお持ちとの事、
ピクチャーレールやニッチ(飾り棚)といった、お客様がお持ちの品々飾れる遊び心のあるポイントも設けています。
★自然素材を多く使用!
使用する自然素材は、コルクや天然国産材から造った集成材、和紙壁紙など、
極力、プラスチックのような工業製品を使用しないようにプランしています。
今回のリフォームで、窓の入れ替え、断熱材の施工を行う事で、建物内の気密がアップします。
建物の気密が上がると、エアコンなどの効きは良くなりますが、反面空気がこもりやすくなるという点もあります。
できるだけ人体に害の無い自然素材を使用することで、内部にホルムアルデヒドのような有害物質が篭らなくなり、
住む人に優しい空間になるのです。
★採光の工夫
リフォーム前「暗い」とお悩みだった1階の居間。
こちらのお部屋、窓はあるのですが、あまり採光の見込めない方向なのです。
そこで、このお部屋ではなく、お隣のスペースから採光するという方法で
明るさを確保することにしました。
居間に隣接する水周りスペースに、天窓を設置し、そこから入る明るさを居間でも共有できるように、透明の建具で仕切ります。
天窓は通常の窓の三倍も明るいので、
昼間はこちらから入る光だけで照明不要なくらい、明るくなりますよ。
プランが決定し、正式にご契約!リフォームに向けた準備が始まります。
ご契約となりました。ありがとうございます!
★各ショールームにて設備を決定、等々

プランが固まり、ご契約となりました、ありがとうございます。
早速、お風呂や洗面台、トイレといった設備を決めて頂く為、メーカーさんのショールームへ!
プランの時点である程度はご提案させていただいていますが、
色やオプションなど見ていただいた上での最終決定となります。
左(←)の写真は、窓サッシを確認中の様子です。実際に設置された際の高さなどを確認しています。
社内では、資材の発注や、職人さんの手配、打ち合わせが行われ、着工予定日に向けてどんどん準備が進んでいきます。
いよいよリフォームが始まる直前に、ご近隣様へのご挨拶に伺い、
大きな音が出てしまうことのご説明、工事期間のご説明をさせていただきます。
馴染みのご近所さんとのことで、M様ご自身もご同行くださいました。
昔からお住まいのお家をリフォームされる場合、勿論、私ども業者がご近隣への挨拶にお伺いしますが、
M様のようにお客様のご自身でも ご挨拶回りをされる場合が多いです。
実際のリフォーム工事の様子は次ページで詳しくご紹介します!
トントン拍子で計画が進んだM様、お問い合わせから2ヶ月半ほどで着工となりました。
建て替えはされないものの、生活の中心であり、建物を支えるという意味でも重要な1階に重点を置き、
ご予算に合わせたリフォームをされるというのは、非常に現実的な事例であると思います。
次のページで工事の様子を紹介しておりますので、合わせてご覧ください。