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下町にたたずむ本格フレンチレストラン

下町にたたずむ
本格フレンチレストラン

普段は住宅のリフォームを専門にしているエコリフォームですが、代表の塩谷夫妻と30年以上に渡り親交のある長谷川幸太郎シェフが大手レストランから独立し、オーナーシェフとして地元にお店をオープンするということで、新店舗のリフォーム施工を行いました。

新御徒町にある佐竹商店街の14坪の店舗物件をレストランへとリフォーム。内装には自然素材を使って、気取らない雰囲気の中で一流のお料理が楽しめる、商店街の小さなフレンチレストランが出来上がりました。

長谷川幸太郎シェフ

16歳で「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」のパティシエとしてデビューし、その後いくつかのフランス料理店での料理人経験を経て、単身で渡仏。

フランスのミシュランガイド常連店などで研鑽を積み、帰国後の2007年にはフランス・リヨンで開催された「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の日本代表に。日本文化を世界に発信するというテーマのもと、和とフレンチを融合させ、日本人で初の6位入賞を果たしました。

大手レストランチェーンひらまつグループでの料理長として腕をふるいながら経営に携わった後、独立。2019年、地元である佐竹商店街で、美しい和食器にお箸で気軽に食べられるフランス料理のお店をオープンさせました。

佐竹商店街

台東区の新御徒町駅そばにある佐竹商店街は、約330mに渡るアーケードにお店が並ぶ日本で2番目に古い商店街。下町情緒を残したレトロな雰囲気でドラマなどのロケ地としても人気が高く、地元の常連さんには近くて便利な商店街として愛されています。

長谷川シェフはこの佐竹商店街の出身。生まれ育った場所で、地元のみんなに親しまれる店にしたいという想いをこめて、長谷川シェフのお店作りがスタートしました。

リフォーム Before-Afterダイジェスト

こちらの事例のBefore Afterを動画でまとめました。リフォーム前とリフォーム後の様子をダイジェストでご覧ください。

これまでのリフォーム事例を動画でお送りするエコリフォームYouTubeチャンネルはこちらから!

リフォームプランの作成

もともとは飲食店ではなく、小さなミニキッチンとトイレだけだった店舗物件を、レストランとして営業できるようにリフォームします。
店舗づくりには飲食店の専門家にご協力いただきました。厨房や店舗設計は外部委託し、エコリフォームは施工部分を担当しました。

Before

After

厨房設備

厨房設備は業務用厨房機器メーカーのフジマックさんに設計・施工をお願いし、一流レストランにも劣らない設備を整えます。

店舗設計

お店のデザインは長野智雄設計工房の長野氏に依頼。木のぬくもりを感じる落ち着いた店内になります。

自然素材の内装

内装には無垢フローリングやウッドチップの壁紙「オガファーザー」を使用。収納等の家具も無垢材で造作します。

工事中の様子

設備配管工事

厨房の床下に設備の配管をしてモルタルを流すため、壁の足元を防水塗装しています。

ここにはトイレを新設します。

配管作業中。

各設備から排水が合流する場所は、後々メンテナンスがしやすいよう木の枠で囲っています。

床にモルタルを流し込んでならしていきます。

内外装工事

内装デザインに沿って壁の下地を作っています。

間接照明を埋め込むための天井を造作中。

こちら側の天井は角を曲線にします。

床はナラの無垢フローリングを張っています。

ワイングラスやカトラリー等を収納する棚を造作しました。

ガラス張りだった前面は入り口のドア部分を残して壁にしました。

左官職人さんの手で塗装されていきます。

内部も壁紙を張り、塗装していきます。

厨房には設備機器が搬入されました。

棚の取付位置は長谷川シェフが直接確認。

エントランスはモザイク調のタイルを張ります。

トイレの床も同じタイルを使用しました。

トイレ内の手洗いカウンターはオリジナルで造作しました。

お店の看板と照明が設置され、プレオープン前には沢山のお花が届いていました。

リフォーム完成!

外観

リフォーム前は、前面がガラス張りになっていて、事務所として使われるようなタイプの店舗物件でした。

既存のシャッターボックスを壁で隠し、前面に壁を作って木製のドアを取り付けました。ガラス窓の入ったブルーの扉をアクセントに、グレートーンのフレンチカラーでシックな雰囲気に仕上げています。

店内

天井の間接照明で雰囲気のある落ち着いた店内。ナラの無垢フローリングなど、天然の木を使ったナチュラルなインテリアで、肩肘を張らずに食事を楽しめます。
穏やかな長谷川シェフの印象をそのまま表したかのような空間です。

見た目にも美しいお料理。和の食器にお箸で気軽に食べてもらいたいと工夫されています。

店舗の奥は厨房にするため、客席側にトイレを新たに設置しました。厨房とトイレは床下に配管を敷いているため、床が一段高くなっています。

自然素材の壁紙

店内の壁紙は紙とウッドチップでできた自然素材の壁紙「オガファーザー」を使用しました。通気性や調湿性が高く、結露やカビの発生を防いでくれる優れた素材です。 透湿性に優れた水性塗料「デュブロン」を塗ると、漆喰調の仕上がりに。重ね塗りができるので、塗りなおしなどのメンテナンスが簡単にできます。

2019年のオープンから2年が経ち、お店の定休日を利用して壁の汚れが気になる部分を塗りなおしました。

造作家具

店内の棚やテーブルはオリジナルで製作しました。無垢材の木目を活かし、温かみのあるインテリアになっています。

厨房

この厨房から一流のお料理が生み出されていきます。調理は長谷川シェフがすべて一人で担当していますが、設備機器にはこだわって、名だたるレストランの厨房にも負けないものを揃えました。

リフォームを終えて

塩谷 理枝

リフォームドバイザー

長谷川幸太郎さんとは幸太郎さんのお父様とのお付き合いから始まり、息子さんの幸太郎さんとのお付き合いも大分長くなりました。

今から約30年前、まだホテルでパティシエをしている時に私たちの結婚一周年記念にケーキを作ってプレゼントしてくれたことがありました。とても嬉しくて今も大切な思い出です。
それからフランスに渡って名だたるレストランでの経験を積み、帰国後は大手レストランチェーンの重要なポジションを務め、押しも押されもしないフレンチの凄腕シェフとなったのです。

その過程には私などには想像もできないような沢山の努力と苦労があったはずです。30年前はさすがにここまで有名なシェフになるとは思っていませんでした。友人として本当に嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。

そして、いつかは独立してと考えていたのでしょうが、その時が来てお店の内装工事をと声を掛けてくれました。自分が生まれ育った地で新たなスタートを切るという大きな決断です。
主人の塩谷と長谷川さんの想いを実現できる空間造りでお手伝いしようとこの仕事をお受けしました。

青山でも代官山でもいくらでもオシャレな街に出店できる実力があるのにあえて御徒町というところが彼の凄さです。

凄腕シェフが地元商店街に凱旋オープン!
フレンチ好きがこぞって通う御徒町『ダウンタウン キュイジーヌ』

こんな風に紹介されて、今や予約が全然取れないお店です。私達もかかわらせていただけたことがとても嬉しいです、ありがとうございました。

素材を吟味して丁寧作られた料理は絶品です!これからもこの地から素敵な美味しいお料理を発信していってください!!


長谷川シェフより

尊敬するフレンチの料理人、フェルナン・ポワン氏の言葉に『料理人よ故郷へ帰れ』というものがあります。自分の故郷のお世話になった人たちに料理で恩返しをしなさいという意味です。この言葉に感銘を受け、かねてから「独立するなら生まれ育った場所に」と決めていました。

いくつかのタイミングが重なって生まれ育った佐竹商店街での出店計画が現実的になったとき、工事はぜひ塩谷さんにお願いしたいと思い、計画当初から相談に乗っていただきました。塩谷さんには私が駆け出しだった頃からお世話になっているので、出店への想いなども十分に酌んでくださり、本当に良いお店を作っていただいたこと大変感謝しています。

お店がオープンしてからも定期的にメンテナンス等に来ていただいてありがとうございます。これからもどうぞ宜しくお願いします。

KOTARO Hasegawa
DOWNTOWN CUISINE
(コウタロウ ハセガワ ダウンタウン キュイジーヌ)

所在地:東京都台東区台東4-2-11
営業時間:18:00~(L.O.)20:30
定休日:日・祝・不定休
完全予約制

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