TOP > リフォーム事例 > スケルトンリフォーム > 4匹の猫と暮らす二世帯住宅リフォーム
築年数 | 28年 |
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住宅仕様 | 2階建て重量鉄骨住宅 |
広さ | 建坪15坪 |
リフォーム面積 | 1階50㎡+2階50㎡ |
リフォーム内容 | ・全体のスケルトンリフォーム ・外壁 |
地域 | 東京都江戸川区 |
K様邸は、リフォーム前には、2階に住居、1階が倉庫になっていた建物ですが、リフォーム後は1階2階とも住居仕様となり、二世帯住宅になりました。
1階は親御さん、2階は息子さん世帯で、それぞれのライフスタイルに合わせて計画しています。
このページで計画の過程を詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください!
K様邸は、もともとはお商売に使うために建築された、鉄骨造の二階建て建物で、長らく、1階を倉庫、そして2階をご家族の住居としてお住まいでした。
この度、息子さんがご結婚されることになり、1階の倉庫スペースも住居にし、
親御さんのお住まい、そして若夫婦のお住まいの二世帯住宅にされたいと、リフォームを計画され、私どもへお声掛けいただきました。
今回のリフォームで先導を取られたお母様が重要視されていたのは、会社の姿勢や人柄、そして、猫ちゃんがいるということも考慮してくれる業者だったそうで、あちこちお探しになっていたとか。
そんな中、このホームページをご覧頂き、ピッタリ!と思われたのだそうです!
ありがたいことです。
数日後、早速うかがって、建物を拝見しながらお話を伺いました。
とっても朗らかなお母様で、まるで以前から知っていたかのように話が盛り上がり、
様々なご希望をお話くださいました。
■ 2つの世帯が、程良くプライベートを保てる住まい
今回のリフォームの大きな希望、二世帯住宅!1階を親御さんのお住まい、そして2階は息子さんご夫妻の新居にとお考えです。
同じ建物の中ですが、基本的には別々の生活で、気兼ねない個々の生活をしながら、折々に団欒ができる、そんな住まいをご希望です。
■ 猫ちゃんは屋内フリー!
そして、ご家族皆さんのアイドル!である4匹の猫ちゃんは、両方の世帯を自由に行き来できるようしてあげたい!とお考えです。
28年間の建築であり、もともとはお仕事の為の倉庫として建築された建物なので、設備が少し使いづらかったり、冬や夏の時期に過ごしづらい、といったお悩みもおありでした。今回、二世帯にするという大掛かりなリフォームをするにあたり、そういった「住みづらさ」も全て改善したいとお考えです。
★キャットウォーク~ロフトへのお散歩コース
上下運動をするのが大好きな猫ちゃん達のために 2階リビングの片面の壁一面に、キャットウォークを設置しました。★1階と2階とも、建具はキャットドア付き♪猫ちゃん達が自由に行き来できます
二世帯ということで、ご家族は1階と2階で居住スペースが分かれますが、猫ちゃんは、1階と2階のどちらも自由に闊歩できるように、1階お母様のスペースの入り口と2階の入り口の引きにはキャットドア付きの建具を設置します。★階段下の空間を利用して、猫ちゃんのおトイレスペースを
★お掃除が簡単で、消臭効果のある素材を採用!
ペットと暮らすお宅の場合、どうしても粗相が心配です。K様邸では、汚してもシミが付きにくいウレタン加工のフローリングや水濡れに強いコルクタイルを床に張りますので、お掃除もラクラクです!★玄関からの猫ちゃん脱走を防止する網戸
1階にも自由に下りれるとなると、心配なのは、猫ちゃんが玄関から脱走してしまうことです。そこで、玄関の上がり框の場所には網戸を設置することにしました。
こちらの建物、もともとは、お仕事場兼倉庫として建築されたものに、あとから住居としてお入りになっているので、断熱材が入っていないとのことでした。その為、特に冬の寒さに非常に悩まされていたそうです。
1階に設置されていたお風呂は、お湯が冷めるのも早いのよ、とのお話でした。
断熱は、住みやすいお住まいにする為にとても大事なポイントなのです。 今回のリフォームで、今後はもう、寒い・暑いという事に悩まされない建物にいたします。
現在の形から、1階、2階に分かれる二世帯住宅にするにあたり、設備も全て新しくなります。
せっかく新しくするのですから、使いやすく、長持ちして、性能の高いものをおすすめいたしました。
キッチンやお風呂で、私がいつもおすすめしたいのは、やはりタカラさんのホーローを使ったものです。ホーローは何よりお手入れが簡単であり、長く使うにあたっては、とても大切なポイントです。
キッチンやお風呂の使いやすさは、お母様や、若奥様にとってはかなり重要!ですから、実物をショールームでご覧頂きながら、ご提案いたしました。
トイレは、収納や手洗いがセットになっているシステムトイレをご希望でした。その中でも節水率で優れるTOTOさんのものをご提案いたしました。
建物の安全性UP!
K様邸は、もともとは1階も2階もワンフロアで、1階の正面側は、全面が開口になっているという、倉庫兼事務所のような仕様で建築された建物です。
後から住居としてお住まいになるにあたり、何回か改造を行ってはおられましたが、構造としては実質、建築時のワンフロアのままで、2階の重量を支えるのにちょっと不安がある状態でした。
この度、全体的なリフォームを行い、1階が住居になることで、1階に壁が増えることになります。
石膏ボードを立てただけの仕切りではなく、木造住宅の補強にも用いる柱や梁を既存の鉄骨に抱き合わせ、そこへ構造用合板を張り、2階の重量を支えてくれる壁を構成します。
正式に耐震診断をして数値を出した上での補強が出来ない場合でも、こういった臨機応変の施工で、以前よりも良い状態にすることは、ある程度は可能です。
※経験のある建築士による判断が必要になる工事となります。むやみな補強はかえって危険です。
■ 猫ちゃんOKの仮住まいのご提供&お引越しのお手伝い!
正式にリフォームの契約となって工事の日程も決まったら、次はお引越しです!