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数寄屋の耐震リフォーム 2014年までの工事をご紹介

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数寄屋の耐震リフォーム!文京区の「江知勝」様/2014年までの工事の様子
文京区湯島で明治4年創業、130年続く老舗のすきやき屋さん「江知勝」様の数寄屋造りの建物を耐震補強リフォームさせていただくことになりました。

とても貴重な耐震補強工事になりますので、計画や工事の進行状況を、できるだけリアルタイムでお伝えできるように、このページを公開させていだくことになりました。

工事は来年まで続く予定ですが、進捗をこちらで随時更新する予定です。よろしければまめにのぞいてみてください。

紹介のご了承をいただきました店主様に感謝いたします。


建物のあらまし
昭和27年に建築された江知勝様の店舗は、純和風の数寄屋造り。 凝った意匠があちこちに見られる、味わい深い建物です。

美味しいお料理をこの雰囲気の中で楽しめるのですから、とっても贅沢ですね。 その為、個人のお客様は勿論、企業さんの接待などで使われることも多いのだそうです。

しかしながら建築されてから既に60年以上の年数が経過している為、店主様は建物の安全について、不安を感じられていました。

今となっては貴重な建物は、一度壊れてしまったら、同じものを建てる事はできないでしょう。

そこで、130年続いてきた老舗を今後も長く続けてゆくために、協力してもらえないかということで、弊社にお声掛けいただいたのでした。
とても光栄なことです。まことに、ありがとうございます。

店内の様子を少し紹介させていただきます。こちら、重厚な雰囲気の大広間。

奇木を使ったアクセントや、自由なデザインの床の間は、数奇屋の特徴です。

竹を使うのも数奇屋ならでは。飾っている小物といい、照明の工夫といい、とっても粋ですね。

建築当時オーダーメイドで設置されたと思われる照明。当時の職人さんの手による揃いの透かし彫りが美しいです。現在では造ることができない物なのではないでしょうか。

明治や大正の時代にタイムスリップしたような気分になります。

内側には優雅な日本庭園も。とても贅沢な空間です。

建物の構造
江知勝様の店舗は、木造住宅形式でかなり規模の大きな二階建てとなっています。
60年以上の歴史の中で、何度か増築を繰り返しており、現在は、3つの区分からなっています。

3つの区分からなるものの、相互の依存性は高い建物です。
その為、どれか一つ崩壊しても他に甚大な影響を与えることが予測されますので、建物全体で補強を行い地震力に対応しなければなりません。
2014年6月 耐震補強計画案と耐震診断計画

現地調査の時点で確認できた範囲と、ご提出いただいた図面から、ある程度の補強計画が出来上がってきました。

江知勝様の建物は、木造とはいえ、通常の住宅とはかなり違う建物になりますので、耐震診断と補強の計画には、構造設計の専門家である「株式会社なまあず本舗」石塚武志さんにご協力いただくことになりました。ありがとうございます。
★なまあず本舗さんwebサイトはこちらから!

そして、最初の現地調査の時点で確認できた範囲と、ご提出いただいた図面から、ある程度の補強計画が出来上がってきました。

しかし、外側から確認した時点での計画では、まだ不十分です。
この上で、現地調査だけではわからなかった、天井裏や床下といった内部を確認し、 外側の様子も、より詳細に確認するための耐震診断を行うこととなります。
2014年6月 耐震診断の実施
特殊な建物である上に、大きさも、弊社が今まで行ってきた耐震診断の中でも、最大規模の建物です。

当日は、大工が2名、監督と作業員が2名、構造設計の診断員が3名、そして私、塩谷敏雄という大所帯での診断となりました。

重点的に調査しなければならない地点は、内部をよく確認するために、一部を壊して穴を開ける必要があります。

この作業は、木造の工事に慣れた監督さんと大工さんが、丁寧に行います。貴重な建築物ですから、大工さんもピリリと緊張しながらの作業です。

診断員が、一つ一つ丁寧に調査します。調査の中でわかったデータは、その場でどんどんデータ入力してゆきます。

間取り、各部材の耐力のチェック、劣化部分の探索も行いました。

こちら、サーモグラフィー。建物の場合、壁の浮きなどの調査に使用されるんです。

診断が終わった箇所は、開けた穴を元通りに塞ぎます。
一部に手を入れるだけとはいえ、木屑やほこりが出ますので、関係ない箇所は汚さないように、丁寧に養生をしながらの作業でした。

2014年7月 耐震診断を踏まえた補強計画が出来上がりました。

耐震診断で得られたデータを踏まえた、詳細な工事計画がこちらです!

できる限り、現在の形を崩す事無く、正しい箇所に的確な補強をすることで建物の強度を上げていく計画となっております。

更に今回は、建物にかかる力を地面に伝えるためにとても重要な部分である「基礎」にも大幅な補強を行います。

2014年9月 リフォーム後の意匠を計画する ~丸谷博男先生と~
耐震の計画はほぼ決まりました。今回の工事では、17のお部屋全てに手を入れることとなります。
壁を所々壊しては補修するという作業になりますが、60年前、当時の大工さんが腕によりをかけて 造った見事な数寄屋は、全く同じ形に復旧するには無理があります。

現在の雰囲気を残しつつ、違和感の無い仕上がりにするために、この度は、建築家の丸谷博男先生にご協力いただくことになりました。

丸谷博男先生

株式会社エーアンドエーセントラル代表/梅ヶ丘アートセンター代表
東京芸術大学非常勤講師(1974~1998/2002~現在)
千葉大学非常勤講師(1984~2007)
多摩美術大学非常勤講師(2011~)

人と地球に優しい自然の良さを取り入れた省エネ住宅の第一人者であり、日本の伝統建築に造詣が深い丸谷先生。弊社スタッフも、先生の講座を受講し、多くの勉強をさせていただいております。
お人柄は、こちらの写真の印象そのままで、いつも知的で温かい、とっても素敵な先生なんですよ。

>>エーアンドエーセントラルwebサイト
>>丸谷先生のブログ
2014年9月 工事を前にした現場撮影を行いました

計画が固まり、10月からの着工が決まりましたので、9月のうちに着工前の写真撮影を行います。

何やら文字が書いてあるボードが写っていますね。こちら上の項で紹介しています耐震計画図面の部屋ごとに振り分けられているアルファベットと数字なんです。

補強を予定している箇所は全て写真に納めますが、このように撮影しておけば、どの場所で、どういった補強をする所なのかがすぐわかります。今後、とても大切な資料になる写真ですから、1ヶ所1ヶ所丁寧に撮影いたしました。

2014年10月~ 「I」「J」部屋の解体

いよいよ、江知勝様の工事が始まりました。
こちら、かなり特殊な建物である上に、お店を営業しながら行うので、全体を一気に補強工事するのではなく、まずは1階、次は2階の順で工事を行ってゆきます。

部分ごとの工事ですと時間はかかりますが、建物全体が現場になる訳ではないので、工事をしていないフロアは使用することができ、営業をお休みせずに済みます。

まずは1階の基礎工事から始まります。かなり広い敷地であるため、一気に行うことはできず、こちらの図面で「I」「J」と記載されている二間続きの大広間から工事に入ります。

江知勝様工事は、上記のように一気に解体、補強を行うことができませんので、部分ごとに手を入れることになります。

まずは、1階北西の二部屋続きの和室から始まりました。丁寧な解体作業が行われてます。

貴重な数寄屋なので、壊さずに残したい箇所が沢山ある建物です。
例えばこちら、補強をしなければならない箇所にある床の間なのですが、木の幹の形を活かした床柱は残しますので、壁だけ丁寧に剥がしています。

こちらは、これから補強の為に解体しなければならない京壁(じゅらく壁)です。こちらは後に復旧します。その際、同じ色合いのもので再度施工し直しますので、新しく塗りなおす京壁のサンプル色と比較しているところです。

床の下地が撤去され、土台や基礎が現れました。この写真は、基礎の補強を行う為に、床下の土を除去している様子です。

床下が綺麗になったところで、現状の写真を撮影します。こういった写真は、今後の工事を進める為に大事な資料になるものです。工事完了後は、全てまとめてお客様にお渡しいたします。

2014年10月後半~ 東側「I」「J」「K」部屋の基礎工事

着工から10日が経過した現場。数寄屋の意匠に傷を付けない様にしながら、一部屋づつ丁寧に補強が行われています。

この度の耐震補強では、基礎の大幅な補強を行います。こちら新しく基礎をうつ部分です。基礎には必ず必要な鉄筋がきっちり組まれております。

コンクリを打つ為のポンプ車登場!江知勝様は、建物の周囲に立派な塀があるため、このように外側にポンプ車&ミキサー車を付け、そこからこのようにポンプをクレーンで上げて建物内部に通す、という大掛かりなものになりました。

ポンプが外から通されてきました!

そして、基礎打ちに手馴れた職人さんと、外のポンプ車の息のあったコンビネーションで一気にコンクリが流しこまれてゆきます!

こちら丁寧に組まれた仮枠にコンクリが流し込まれました。

乾いて、仮枠が外されたところです。この基礎が、建物の土台とつながり、足元から建物を支えてくれるようになります。

高さがあり、土台としっかりと連結した強固な基礎です!

こちらには、一面にコンクリが入りました。

乾いたら早速、新しい土台や根太が組まれてゆきます。

こちら、基礎部分と繋がって根太を支えているのは「鋼束」と言って、小さいけれど、非常に優れた強度を持つ耐震金物です。

2014年10月後半~11月中盤 東側「I」「J」部屋、補強~完成の様子

ここからは、補強と内装の工事の様子をお部屋ごとに紹介いたします。
まずはこちら、図面右上、2続きの客室、「I」「J」の補強工事~内装復旧工事~完成の様子です。
耐力壁にする部分は一度壁を壊した上で構造用合板を貼り、元のように復旧いたします。

こちら、着工前の「I」「J」の様子です。 非常に良い材料を使い、大工さんが手をかけて造った数寄屋ですから、内装の復旧も、その良さを壊さないようにしなければなりません。

今回、壁の大部分を一旦壊し、構造用合板が入った耐力を持つ壁に張り替えることになります。

また、一部、開口になっている箇所は塞ぐ事になります。 写真の奥の造作窓も、ちょっともったいないですが塞がなければなりません。

こちらも今回、残念ながら補強の為に塞いでしまう飾り窓。上部が火炎形になっている「火灯窓」というもので、昔から、寺社建築等で用いられてきました。塞いでしまう前に、写真をパチリ。

そして、補強が始まりました!耐震診断に基づいた計画通りの場所に耐力壁を施工するために、補強を行う壁面はいったん壊されます。

そして、構造用合板というJAS基準で定められた強度を持つ合板が張られます。こちらを貼ることで、地震に対して耐力のある壁にすることができるのです。

構造用合板を止める「ビス」は、特殊な耐震ビスを使用しています。こちら、耐震性に優れた「折れに強い」素材を用いています。
今回の江知勝様の建物では約2000本使用いたしました。

ビス同士の間隔が広すぎては強度が得られませんので、きっちりと15センチ間隔で打ち込んでいます。

既存の柱と梁にも、外れてしまわないように繋ぐための耐震金物が取り付けられ、補強されました。

床の工事も並行して進められます。既に基礎工事は終わっていますので(上の項で紹介しております)床には根太が出来てきていますね。
奥では、さきほど紹介した「火灯窓」のあった壁が既に塞がれています。

そして床下地。この下地の上から最後に畳が敷かれます。 床の凹み部分は掘りごたつです。この部分は畳が入りませんので、冷気対策として、断熱材が敷かれています。

こちらも、以前は飾り窓がありましたが、開口になっている箇所は壁とは見なされないため、ちょっと勿体無いのですが、塞いて耐力壁にすることになりました。

補強するのは良いのですが、新しい木材は、経年して飴色になった木材の中に入ると浮いてしまいますので、その色の違いをカバーする為の塗装も行います。自然素材の古色塗料「久米蔵」を使用。何色かの色を混ぜて、そっくりな色に調色しておりますので、本当に見分けが付かなくなります。

中には壁を壊さなかった箇所もありますが、そちらもこのように、一度、化粧を剥がします。 この後、京壁の塗装を行うのですが、京壁は、新しい箇所と古い箇所が混在するとちぐはぐになってしまうからです。

そして、京壁の下塗りが行われます。

その上から仕上げの京壁塗りが行われました。もとの京壁は経年により少し色あせていましたが、今回、補強に併せて塗り直した事で、50年前の建築当時のような綺麗な壁が蘇りました。

こちらの飾り窓は塞がずに残した箇所です。
こちらも勿論、京壁を新しく塗りなおししていますが、 こういったちょっと手間がかかる箇所も、ムラ無く綺麗に塗られています。左官職人さんの技です。

壁をやり直すのに一度外された、飾り棚や照明が再び取り付けられ、畳も敷かれ、調度品も元の位置に戻りました。
数寄屋の良さを損なわないまま、補強を行い、見事に復帰しました!

「I」「J」部屋に面した廊下も見事に復旧! 基礎工事を行った為に撤去した床には、紀州材の桧が貼られました。

2014年11月前半~11月末 東側「K」部屋の補強~完成の様子

「I」「J」部屋に隣接した小部屋です。こちらは客室ではありませんが、スタッフさんが使われたり、資材を置かれたりするのに必要なお部屋になります。

こちらのお部屋は、3方向の壁を全面剥がし、耐力壁にいたします。

構造用合板が張られ、耐力壁に!

完成です。こちらはスタッフさんのお部屋なので、使いやすいフローリングになり、あれこれと置いきやすよう、上には棚も造作いたしました。

2014年11月初旬 西側「G」「H」「M」「N」部屋の基礎工事

東側の基礎工事が既に終わっていますが、続いて、図面で「G」「H」「M」「N」と記載されております、西側のお部屋も基礎工事を行います。

現在、1階は工事中となっていますが、2階のお部屋では通常営業が行われている状況です。

こちらも、基礎を新しく打ちます。既存の床を撤去し、基礎配筋を行います。

再度、コンクリを流し込む為のポンプ車が登場!お店の外に止めさせていただき、作業開始です!

「I」「J」の基礎工事と同じく、ポンプ車から、コンクリを流し込むためのホースをクレーンで入れます。

長いホースが何本も繋がれ、前庭を通って・・・

こちらの立派な入り口もくぐって・・・

建物の奥まで入ります。こちら西側の方が奥のお部屋になりますので、かなりの本数のホースを繋ぎ、長~~く引っ張ってきます!

こちら、基礎の打設直前の「G」「H」のお部屋。内部ではこんなに大勢の人が協力してくれています!

協力して一気に流し込みます!何しろ、奥の方までコンクリートを入れるためには人力が物を言うのです!

こちらは、図面では「M」と表記されている小ぶりの客室です。こちらもコンクリートが打設されました。

無事にコンクリートが流し込まれました。

流し込まれたコンクリートを、均している様子です。

こちらは、図面では「N」と表記されている、スタッフさんのための更衣室です。こちらは仮枠が組まれ、コンクリートが流し込まれました。

仮枠が外された状態。強固な基礎が形成されています。

1階基礎工事はこれにて終了し、大工工事が始まりました!

2014年11月前半~11月末 西側「G」「H」部屋、補強~完成の様子

図面左上に位置しています、二間続きの「G」「H」のお部屋の工事の様子です。

既存の壁を一度壊して耐力壁とし、内装復帰するというのは他のお部屋と同じ工程なのですが、こちらは1ヶ所、イレギュラーな形で設置しなければならない新規の柱があります。

理由は、図面をご覧いただけるとおわかりいただけるかと思いますが、「G」「H」のお部屋自体が、他のお部屋に比べて、少し斜めの形で配置されている為なんです。

そのままドンと柱を立てると、非常に目立ってしまう為、この部分には建築家の丸谷博男先生(写真)がお知恵を貸してくださいました。結果、かなり素敵なデザイン壁が出来ることになりました!

さてさて、どんな風になるのか?工事の様子でご覧ください!

着工前のG、H部屋です。

今までのお部屋と同じく既存の壁が壊され、構造用合板の入った壁に造りかえられてゆきます。赤い色が付いている箇所が、壁を再形成する箇所です。

壁が壊されたところ。こちら、下半分が障子の入った屋内窓になっていました。窓や出入り口があると、建物を支える為の壁にはならないので、この度の補強で塞がれることになります。

全面に構造用合板が張られ、耐力を持った壁になりました。

こちらの床の間の壁面も一旦全て壁を剥がし、隙間無く構造用合板が張られました。

構造用合板は、既存の構造としっかりと結合されていなければ意味がありません。上を見ると、梁の部分まで、しっかりと構造用合板が張られています。

そしてこちら!Hのお部屋に隣接する廊下です。ここが、先の図面で解説した、イレギュラーな位置に新規柱を立てなければならない箇所です。

柱が登場。この柱は、補強の為のものであると同時に、インテリアの一部である「見せ柱」にしますので、美しい北山杉の磨き丸太を使用します。

新しい柱は、上は梁、下は土台としっかりと結合されます。こちらの写真は上の天井が一部剥がされ、梁と結合されたところ。

そして、この柱に繋げる形で、根がらみの土台を入れます。

そして、新規柱の向かい側にある既存の壁も少しだけ壊して、壁の奥にある既存の柱と根がらみの土台を、耐震金物で結合します。

そして・・・このような壁が出来ました!

京壁塗りまで終わったところ。こちらは下が、空間に広がりを持たせる意味合いで少し空いておりまして、内部に仕込まれたLED間接照明が、効果的に廊下を照らしてくれるようになっています!

尚、こちらは下が開口になっていますが、工事中の写真の通り、根がらみという形で土台が入っていますので、支えになる壁となっています。

そして、新しく廊下に造作した壁の裏側となる、Hのお部屋側の壁。
廊下側の壁とこちらの壁の間に、少しだけ空洞が生じることになりましたので、それを利用して、装飾的なポイントを新しく造作いたします。

なんと、壁に丸い穴があきました!
丸い形は、実はとても難しく手間がかかる作業です。
綺麗な正円にするために、曲げベニヤという特殊な素材を使っているんですよ。大工さん頑張ってくれました!

この空洞部は、廊下側に新しく造った壁と、今回丸い開口を開けたお部屋側の間の空間です。ここには、間接照明を仕込みますので、電気屋さんが作業を行います。

そして、壁下地。丸窓部分は、下地塗を2回に分けて行いました。

仕上げの京壁塗りです。こちら、丸窓の内枠部分のような細かい箇所にムラ無く塗るのは難しいものですが、プロの職人さんは馴れた手つきで美しく塗り上げてくれます。

全体の京壁左官工事が終わりました。写真は、冬に扇風機?という感じですが、こちら、塗装後の乾燥をさせているところです。乾燥したら、完成です!

畳を戻し、クリーニングを行って、完成したG&H部屋です。 補強前の雰囲気と違わない仕上がりになりました。

こちらの丸窓は新しく造作した箇所なのに、昔からのこのお部屋としっくり馴染みながらも、モダンな印象になっています。
内部に壷を置いて、ちょっとだけ見える感じがおしゃれ!
江知勝店主様も、こちらはたいそうお気に入りのポイントだそうですよ。

丸窓から隙間を覗き込むと、このようになっています。
天井に使っているのは、数寄屋の素材で「サツマヨシ」という天井材です。照明は斜め上から光が来るような位置になっております。

そして、この小さなスペースの床になる部分には、ケヤキを使いました。小さいけれどおしゃれに装飾され、隠れたこだわりスペースですね。

2014年11月前半~11月末 西側「M」補強~完成の様子

南側にあります、図面上では「M」と記載された小ぶりのお部屋です。

補強を行うのは、こちらの開口部になります。

こちらの「ダイライト耐震かべ 真壁タイプ」を使用して補強します。

新設した「面皮柱(めんかわはしら)」に、骨組みが取り付けられた状態がこちら。

「ダイライト」が貼られました。こちら、裏側が構造用合板になっていて非常に丈夫な壁材で、耐力壁の役割を果たします。

左右に新しい耐力壁が出来ました。

こちら床の間の面の壁にも構造用合板が貼られ、その上からプラスターボードが取り付けられます。このボードが内装の下地になります。

そしてこちらのお部屋も、補強で新しく加えた柱が、経年した木材の中では浮いてしまわないように、「古式塗料」塗装をかけます。職人さんは、私どもの現場ではいつもお馴染みの「松永塗装工業」の内田さんです。ムラ無く、素早く塗っていく手さばきはさすが!

全く違和感無く仕上がりました。

壁面は左官工事が行われています。まずは下塗り。

そして、上塗りの京壁を塗ります。

あとは畳を敷きなおして完成です。補強の為に壁を壊し、内装をやり直したとは思えない雰囲気!味わい深いお部屋が再現できました。

お庭に面した廊下の床には紀州材の桧を張りました。仕上げ塗装は、米ぬかで作られた自然塗料「キヌカ」です。

2014年11月前半~11月末 玄関とその周辺の補強~完成の様子

お店の入り口である玄関、そしてスタッフさんの更衣室の耐震補強とその後の復旧工事の様子です。

素晴らしく風情のある江知勝様の玄関!こちらも、補強を行う事になりました。

この下駄箱の裏側にある壁が、耐力壁になります。

造り付けだった下駄箱が撤去され裏側の壁面が現れました。

新しく土台が設置され、大工さんが金物を取り付けているところです。。

上は、新しい梁です。こちらも、金物設置中です。

こちらが金物です。見ての通り、しっかりと結合されております。

構造用合板が張られています。

上まできっちりと構造用合板が張られ、耐力壁になりました!

足元は「J耐震開口フレーム」の為の基礎を形成します。まずはコンクリ打設のための仮枠を。

基礎も出来上がりました。

そして、新しく造作された下駄箱も設置されました。こちら、非常に立派な杉板を使ったもので、新しいものではあるのですが、歴史を感じるこの空間に設置されても違和感を感じません。

こちらは、玄関脇から入る下足室。こちらも補強の為に一度取り壊しをしましたので、再度下足棚が造作されました。更に、元々の雰囲気に近づける為に、古色塗装&柿渋塗装を行っているところです。

下の玄関タイルも新しく張り替えられ、下足室、完成しました!一度取り壊したとは思えない雰囲気に仕上がりましたでしょう?

そして、さきほど玄関を補強した箇所の逆側にも、このように基礎を作ります。これはこの後設置される「J耐震開口フレーム」のためのものです。

仮枠が外されました。玄関の左右両側に造ったこの基礎と繋げる形で、この後「J耐震開口フレーム」が設置されることになります。

こちらは、下足入れの裏側に位置する、スタッフさんの更衣室です。こちらも補強の為に一度壁を壊し、構造用合板が張られました。

こちらは客室ではありませんので、スタッフさん方の使い勝手を考慮した内装にいたしました。鏡やクローゼットが設置され、床には温かみがあり柔らかい、コルクの床を張りました。

皆さんが便利に使えるように、棚も設置されました。

2014年11月末 屋根の補修

こちら、耐震工事とは別に、メンテナンス工事を依頼された屋根です。2階の屋根で一部雨漏りがありお困りだったそうです。

原因と思われる、屋根笠木の下地交換や・・・・

痛んでいた屋根のスレートを交換し、防水処置も行いました。

2014年12月/江知勝様・2014年内の補強工事が、無事終了しました!

この度、耐震工事を行った1階のお部屋は、既にお客様をお通しできる状態になりました!

この後、12月~1月前半の忘年会&新年会の時期は、江知勝様にとって1年で最も多忙なシーズンとなります。その時期に工事がかかってしまわないように、11月いっぱいで、2014年内に予定していた1階の工事は、予定通り終了することができました。

江知勝店主様、また、協力いただきました多くの職人さんと業者さん方に感謝いたします。

2015年に入りましたら、再び工事が再開し、2階の補強工事と1階玄関の耐震フレーム取り付けが行われる予定となっております その様子は、またこちらにてご紹介させていただきます!



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