TOP > リフォーム事例 > スケルトンリフォーム > 親子三代で受け継ぐ築60年の家を再生リフォーム
奥様がお育ちになった築60年のご実家をご夫妻とお子様が快適に暮らせる「現代の家」に再生!
大変お世話になりました。
エコリフォームさんにお頼みして3ヶ月半、こんなに素晴らしい家にして頂き、
感謝、感謝です。
社長さんのお人柄は勿論、社員の方々も皆さん、とても親切に対応して下さり、
心から安心してお任せできました。
今日、いよいよ楽しい引っ越しです。ありがとうございました。
■築年数 | 60年 |
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■住宅仕様 | 木造2階建て |
■広さ | 建坪12坪(延べ床面積24坪) |
■ リフォーム 内容 |
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■地域 | 東京都江東区 |
★ ムービー紹介 ★
昭和20年代建築の実家です。古い家なので基礎からしっかりリフォームしたい。
一級建築士による建物調査を行いました
長年、誰もお住まいでなかった家なので、傷みが特に見受けられました
新築とリフォーム、双方をご提案し...それでもリフォームにと決定!
新築の場合、道路より下がる必要があり、その場合は減築となり、
三階建ても考慮する必要があることなどから、リフォームに決めました。
将来を見据えた住まい作りをしたい
将来のために、1階で介護ができるスペースを確保しておきたい
将来的には1階で生活の全てがまかなえ、ベットもおけるようにしたい
こちらの建物にお住まいになるご予定なのは、Y様ご夫妻と、お勤めに出ていらっしゃるお子様です。
皆様まだお若いので介護のことはずっと先ですが、今のうちに安全な住まいを整えておきたいとのご希望です。
道路に面した家なので、プライベートを確保したい
Y様邸は道路までの距離がとても近いので、人の歩く音や話し声などが気にならないよう配慮したい
堅牢な家にしたい
まだまだ長く住みたいので基礎からしっかりリフォームして安心できる家にしたい
水の浸入を防ぎたい
度重なる前面道路の舗装工事や隣地のマンション建設などの影響で、Y様邸の基礎の高さより隣地や道路の方が高くなってしまいました。
それにより雨の進入が心配、今回リフォームでそれを改善したい。
収納を増やしたい
設備類はお手入れのしやすいものを希望
間取りが大きく変わり、全く新しいお住まいのようになります!
安全な家にするために
60年の年月を経た家は、相当の傷みが進んでいます。
既存のもので使えるところは残しつつ、全ての箇所を補強、もしくは新しくやりかえを致します。
木造住宅の耐震補強は、建物をガチガチに固めすぎてもいけません。
エコリフォームの考える耐震計画で重要な事は「バランス」です。
経験豊富な一級建築士が厳しい目で診断し、適切な配分で補強を行います。
Y様邸では、一番下で家を支える大切な部分である基礎の部分が、
近隣のマンション建設の影響で起こった「地盤沈下」により、埋没してしまっている状態です。
実際に、道路から玄関への水が入ってきてしまうトラブルが何度かあり、その解消も大きなご希望の一つでした。
基礎部分は大規模に補強すると共に、これまでより少し高くいたします。
木造住宅を守るために、最も基本的で重要なことは、
雨水の浸入を防ぐ事です。
今回のリフォームで屋根を葺き替え、外壁の防水・メンテナンスを行い、建物の寿命を延ばします。
Y様ご家族がこれから先、長く安心してお住まい頂けるように整えます。
近年、科学物質を使用した内装材による
「シックハウス」が問題になっております。
弊社では、できるだけ自然の素材を使い、お客様の体に優しい安心な家作りをご提案しています。
Y様邸では、内装だけではなく、構造の部分にも国産のヒノキを使用するなど、
素材にとてもこだわった、住む人に優しいお住まいとなります。
都心の住宅密集地という立地の為、
家が道路に面しているY様邸。
窓や玄関は、防犯性に優れたものを採用いたします。
柔軟性のあるお住まいにするために
1階の間取りには特に工夫をしました。
今のご家族の生活に合わせ、しばらくはリビングとダイニングとしてお使いいただけます。
そして、将来、ご夫妻が年齢を重ねられた時には、
1階だけで全ての生活が出来て、動線もスムーズで便利にお暮らしいただけるような間取りを計画いたしました。
ご高齢になられてからも快適な生活を送っていただく為には、
家の中の動線がスムーズであることも必要です。
トイレは、廊下と居室(将来は寝室になるご予定のお部屋です)の2方向から出入りできるようにしました。
更に、洗面&お風呂も、リビング・キッチン側と、居室側の双方から出入りできるようになります。
何をするにも、いちいち大回りしなくても良いのでとても楽ですよ。
将来のために極力、床の段差をなくし、階段はゆるやかに。
そして、大きな動作をする箇所には手すりを設置します。
手摺をしっかりと設置するには、下地の施工が必要です。設計の段階からよく検討し計画を立てます。
快適なお住まいにするために
築60年を経た家は隙間風が入り、断熱機能はほとんどありませんでした。
今回の工事で、適切な断熱材の施工を行います。
そして、建物で熱の出入りが一番多い場所、実はそれが「窓」。
窓の断熱性能を上げることで、外気からの影響を少なくし冷暖房の効率を上げることが出来ます。
Y様邸も今回、断熱性に優れた「ペアガラス」の窓に、全て変更になります。
建物の気密性を上げ、夏涼しく、冬暖かい
温度差の少ない家になります。
お風呂は、ゆったり浸かれる1坪サイズで、
洗面所から段差無くつながっています。
洗面所は決して広くは無いですが、大人一人が着替えるのには十分な広さ。
寝室とキッチンの両方から回れる
間取りになっているので、将来、介助を
する必要が出てきた場合も、使いやすく
計画しました。
長く快適に暮らすには、設備類は、豪華な機能はいらないので、
お手入れのしやすいものを、とのご要望がありました。
そこで、キッチンや洗面には、タカラスタンダーロのホーロー製のものを採用しました。
ホーローとは、金属にガラス質をコーティングして、超高温で焼いたもので、
金属の強さとガラスのお手入れのし易さ を兼ね備えています。
長くきれいにお使い頂けて、お手入れが楽なのが大きな特徴の一つです。
リフォームプランは、詳細な資料を見ていただきながら、お客様とご一緒に考えます
実際に提出させていただきたプランの一例です
お問い合わせから1ヶ月、プランニングを経てご契約となりました。ありがとうございます!
こちらのお宅のリフォーム工事の過程は、特に困難を極めました。
特に、一番大切な、家の土台や構造の部分に大きな問題がありました。
基礎部分の埋没。基礎工事だけで1ヶ月を要しました
先にも述べましたように、F様邸はは経年・雨漏りによる家の傷みが大きく、
更に、近隣マンションの建設の影響による地盤沈下があり、
基礎部分が地中に埋まりかけていました。
基礎工事だけで、1ヶ月以上の時間を要しました。
外壁の予想以上の傷み
外壁の中は、壊してみないとわからない箇所です。
実際、解体してみてわかったことですが、長年の雨漏りにより、予想を上回る傷みが進んでいました。
(工事中に倒れてきてしまうというヒヤッとするアクシデントもありました。)
結局、外壁は全て新しく施工し直すことになりました。
前の道路の幅員が狭い
Y様邸は、都心であるが故に家が密集した場所に建っています。
そのため、前の道路の幅員が狭く、安全にもいつも以上に気を使う必要がありました。