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住まいもお店も、まるごと安心快適な築60年の家【プラン作成~工事】

住まいもお店も、まるごと安心快適な築60年の家

プラン作成~リフォーム工事の様子

台東区にある素敵なブラウスが並んだお店。長年このお店を切り盛りされているのがI様です。
I様がこれからも安心してお店を続けられるよう、築60年になるこちらの店舗付き住宅を耐震リフォームすることになりました。
あわせて住居部分のレイアウトを工夫し、自然素材をふんだんに使うことで、ずっと快適にお暮らしいただける店舗付き住宅になります。

ハウスデータ

築年数60年
床面積84m2(24坪)
構造木造2階建て店舗付き住宅
内容1階・2階のスケルトンリフォーム
地域東京都台東区

エリア情報「台東区」

台東区浅草・浅草寺の参道

街並みに、どこか懐かしい雰囲気の残る台東区。中でも、I様の店舗付き住宅にも近い浅草近辺は、江戸時代から賑わう、東京で一番古い繁華街です。 浅草の浅草寺は1400年の歴史を誇り、日本情緒を求める外国人観光客の姿も多く見られます。老舗が軒を連ねる浅草ですが、近年では新しい飲食店やマンションなども増えつつあり、変わり続ける街の活力が感じられます。

台東区のリフォーム事例一覧

リフォームプラン

I様との出会いは、実は息子さんがきっかけ。お母様のために「女性スタッフが中心の会社なら安心だろう」とエコリフォームを探してくださったそうです。

これまでに何度か改築され、様々な用途に使われていたというI様邸。そのためか、内部は複雑な構造になっていました。また、築60年になるという家は老朽化していて、何より心配なのは、大きな地震が来た時です。

詳しくお話をうかがう中で、I様には大きく2つのご要望があることがわかりました。

リフォーム前の店舗

こちらはリフォーム前の店舗の様子です。

地震に強く安心な家

建物の良さは活かしながら、しっかり耐震補強をして、地震に強い家にしたいというのが一番のご希望です。
同時に断熱や遮熱など、家の性能を上げて、ずっと安心して暮らせるようにしたいとお考えでした。

シンプルで快適な家

改築を重ねて複雑になった間取りを、今の生活に合わせてシンプルに。
さらに、採光や通風を考慮して、一年中快適に過ごしたいというご要望もありました。

安心・快適イメージ

そこで、こんなリフォームプランをご提案しました。

店舗+住居 間取り

1階

1階間取り

シンプルな動線で、すっきり使いやすい間取りの1階です。階段の位置を変更し、水まわりはコンパクトにまとめることで、お店に出るのも、毎日の暮らしも、格段に楽になります。

リビングイメージスケッチ

リビングの壁一面には収納を設けます。お洋服や食器など、何でもしまっておけます。

店舗イメージスケッチ

店舗はこんなイメージです。素敵なブラウスがたくさんショーケースに並びます。

2階

2階間取り

2階は自由に使える、広々と明るいフリースペースです。みんなが集まる時は団らんの場に。落ち着いて過ごしたい時は、簡単に間仕切れるようになっています。
ベランダにも出やすくして、物干し場などとして活用できるようにします。

模型

住宅模型も作ってもらいました。お店を正面から見るとこんな感じです。シルエットを置くと、さらにイメージしやすいですね。
2階のマドから梁がチラッと見えているのがわかりますか?梁をそのまま活かして、吹き抜けにする計画です。
建築模型の作り方

耐震プラン

耐震診断結果

今回のリフォームの一番の目的である耐震補強も綿密に計画しました。1階、2階を合わせて20本以上の柱を追加し、必要に応じて耐震金具も取り付けるほか、ほとんどの壁を補強していきます。

リフォーム前は「評点0.047」
とかなり危険な状態だったI様邸ですが、
リフォーム後は「評点1.023」
と大幅に改善!
「一応倒壊しない」レベルまで地震に強くなります。

※耐震診断では、階ごとにX方向、Y方向の強度が計算され、最も低い評点がその建物全体の評点とされます。

耐震の強い味方!Jフレーム

店舗入口には「J-耐震開口フレーム(門型)」を使用します。
扉や窓などの開口部を減らすと地震に強くなりますが、店舗の入り口を無くすわけにはいきません。また、大きな地震が起きた時には、店舗入り口は大事な避難経路です。

そこで、開口部をまるで壁のように強くできる「J-耐震開口フレーム」を採用し、店舗の入り口を守ることにしました。

写真は文京区湯島の数寄屋「江知勝」さんの事例です。

Jフレーム

このように開口部に設置します。

断熱・遮熱計画

天井と壁にはパーフェクトバリア、床にはフクフォームecoを使って断熱し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようになります。

パーフェクトバリアとは
フクフォームecoとは

パーフェクトバリア

このお布団みたいなものがパーフェクトバリアです。(S様邸の事例より)

フクフォームeco

こちらがフクフォームeco。どちらもエコな断熱材です。(I様邸の事例より)

屋根には棟換気システムを採用し、建物の構造部分を換気しながら湿度を調整します。結露を防いで、家の寿命を伸ばすシステムです。

さらに、太陽の熱を受ける2階の天井には、断熱材のバウビオを施工。構造部分に加え、室内の湿度も調節します。

バウビオとは

棟換気システム

棟換気システムはこのような仕組みになっています。(パッシブデザインのリフォームより)

バウビオ

天井と壁に張られている白いボードがバウビオです。(N様邸の事例より)

採光・通風計画

I様邸は住宅密集地にあるため、1階の採光が望めません。そこで、2階の床に「ひかり床」をご提案しました。透明なアクリル板を通して、2階の光を1階のリビングやキッチンへ。また、アクリル板を外すと通風にも役立ちます。

ひかり床

ひかり床の施工例です。(S様邸の事例より)

勝手口には、施錠したまま風を取り込める「採風ドア」を設置します。
店舗の入り口や2階の窓から、勝手口へ風が通り抜けます。施錠したままで窓を開け閉めできるので、防犯上も安心です。

採風ドア

インテリア

I様邸のインテリアは、「シンプルで温かみのあるインテリア」がコンセプト。本物の自然素材を使い、明るく落ち着いた空間を誂えます。

シナ合板の建具

壁紙は越前和紙の「玉紙さらり」。調湿機能に撥水性もある優れものです。(E様邸の事例より)

杉の無垢フローリング

床は、国産杉の無垢フローリングです。(I様邸の事例より)

杉の建具

室内扉などの建具にも国産杉を使用します。(K様邸の事例より)

シナ合板の建具

収納は、天然木のシナ合板で造作します。(F様邸の事例より)

安全で快適な空間にされたいというI様のご希望から、耐震補強や断熱性能のUPはもちろんのこと、 採光や通風、防犯といった面も考慮したリフォームプランです。

I様邸は高い建物に囲まれていて採光が難しかったので、ベランダからの光を2階の床に当て、さらにその光を1階まで届ける「ひかり床」を採用。 また、通風と防犯を考え、鍵を閉めたまま風だけを通すことのできる扉や窓をご提案しました。

インテリアもシンプルで上質な素材を選び、1年を通して快適に暮らせる空間となるよう、I様と細かくお打ち合わせをしながら進めさせていただきました。

コーディネーター 千葉容子


工事の様子

プランが決定して、早速リフォーム工事のスタートです!
店舗と住居、あわせて3ヶ月ほどかかった工事の様子をご紹介します。

解体から屋根の葺き替えまで

まずはお風呂とキッチンを選ぶため、タカラスタンダードさんのショールームへ。

その間に解体が終わって、スケルトン状態になりました。

1階も柱や梁を残して、壁・床・天井を撤去しました。

基礎工事の前に、下水を配管します。給排水とも新しくなりますよ。

基礎に防湿シートを敷いて配筋しました。ピッチもきっちり確認しています。

基礎に生コンを流して、きれいにならしました。これも職人技ですね。

2階は梁を新しいものに取り替えました。古い梁とは色がかなり違います。

こちらは壁の下地を作成中。壁を増やすと耐震にもつながるのです。

壁を閉じる前に、電気の配線をしています。水道の配管も先に行います。

屋根を葺き替えました

下地に遮熱シートを張り、その上に通気層を造ります。さらに下地合板、防水シートを張り、最後にアスファルトシングルを施工。
湿気を含んだ空気が通気層を通り、棟換気から排出されます。

屋根の通気層

木材の入っている部分が通気層になります。

棟換気システム

グリーンの屋根が完成!てっぺんの黒っぽいのが棟換気です。

断熱工事と耐震補強の様子

天井に、断熱材「セルローズファイバー」を吹き込んでいるところです。

壁には湿度を調節する調湿気密シート「インテロ」を張りました。

1階床には断熱材「フクフォームEco」を施工しました。天井・壁・床がすべて暖かくなります!

Jフレームで耐震補強

店舗の入り口を守る頑丈な枠、Jフレームを施工しました。これで、大きな地震のときにも店舗入り口が守られます。
建物の倒壊を防ぐと同時に、万が一、倒壊しそうなときでも、外への避難経路が確保されるのです。

Jフレーム

大きな枠なので、取り付けも一苦労。柱を建てるのも3人がかりです。

Jフレーム

Jフレームの土台と基礎はガッチリ連結されています。

Jフレーム

長く頑丈なドリフトピンで、梁にしっかり固定しました。

内装工事をして住居が完成

コーディネーター千葉が、収納についてI様に確認中。こうしてマメに打ち合わせをしながら工事を進めます。

ピンクのキッチンが取り付けられました。傷つかないよう養生してあるので、全貌は完成の様子でご覧ください。

階段は段数を増やして緩やかに。裏側もこんな風にして造っています。

新しい梁を元の梁に合わせて塗装しました。この梁はインテリアのアクセントになりますね。

壁にクロスを張る前に、パテで下地の凹凸を埋めておきます。

特に和紙のクロスを張る場合は、下地次第で仕上がりに差が出るんです。

2階が仕上がりました。白いクロスに濃い色の梁がマッチして、素晴らしい出来栄えです。

収納が出来たところで、I様にご確認いただきました。建て付けもバッチリです!

フローリングは自然素材のオイル仕上げ。下塗りにデュブノ、上塗りにアルドボスを使用しました。

店舗も生まれ変わります

ショーケースの柱は特注の紀州杉。4寸柱を面取りして細く見せたデザインです。

框にも杉の板を使いました。本当に木目が綺麗ですね。使い込むと味わいが出てきます。

店舗にもクロスを張っていきます。少しパールがかった上品なクロスです。

柱の根本に銅板を巻いてあるのがわかりますか?インタビューで話題になっていたものです。

I様に選んでいただいた照明を設置しました。すごくいい雰囲気ですね。

棚にはスポットライトがつきました。商品のブラウスを並べたら新装開店です!

I様邸は、経年と共に複雑な構造となった建物のため、耐震工事だけではなく構造から見直すこととなりました。 住宅が密集した立地で外からの工事が難しく、補強を含めて建物内部から施工しています。

解体してみると雨漏りしている箇所がいくつかあり、この雨漏りによると思われるシロアリの被害も見られました。 交換が可能な部分は交換し、シロアリ対策も施したので、今後は心配ありません。

建物の前面は地震に対する耐力が不足していたため、門型のJフレームを導入しました。 基礎の補強とJフレームの施工により、耐震性能も充分です。 完成すると見えなくなってしまう部分にこそ、しっかり補強を行ったので、安心していただける安全な建物になったと思います。

工事中は数々のお気遣いをいただき感謝しております。ありがとうございました。

一級建築士 塩谷敏雄


築60年の店舗付き住宅のリフォームがいよいよ完成です!

次のページで、大きな地震が来ても安心な店舗&暮らしやすく生まれ変わった住宅の様子をご覧ください。

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