TOP > リフォーム事例 > 部分リフォーム > こだわりのお風呂・洗面 etc. 水まわりリフォーム特集
リフォームの際にこだわりたいところの一つが、お風呂や洗面などの水まわりです。
「自分好みのお風呂にリフォームして、のんびりリラックスしたいな~」なんて方も多いのでは?
水まわりを1つにまとめた事例や、ユニットバス・在来工法それぞれのお風呂の事例など、様々な水まわりリフォーム事例をご紹介します。
あなたにぴったりの設備を見つけるヒントになるかもしれません。ぜひリフォームで素敵な水まわりを造ってくださいね。
水回りスペースをまとめて
コンパクトに使いやすくした事例集
ご夫妻でお暮らしになるためのお住まいです。
50年ほど経過している建物で、お風呂は後から増築されていましたが、それでもかなりの経年による傷みがあり、また、増築でお風呂だけ付けているため、脱衣室が無く、使いにくさも感じられていたそうです。
F様邸は1階全体のスケルトンリフォームでしたが、お客様の一番のご希望はこの水周りの環境改善でした。
そこで、お風呂、洗面室、トイレも大きくリフォームしスタイルチェンジ!
一つのスペースの中に、ユニットバス、洗面脱衣室、トイレが収まり、限られたスペースの全体を有効に活用できるように、造りつけ収納も充実させました。
尚、こちらのお宅は、お風呂の下に深刻なシロアリ被害が見られました。お風呂、特に後から増築されたお風呂は水漏れが起こりやすいのです。
水周りのリフォームの際には、必ず下の状況も業者さんと一緒にチェックされることをおすすめいたします。
こちらも、共働きのご夫妻がお二人でお暮らしの「ディンクス」のお宅のリフォーム。
お風呂、洗面、トイレを一つにまとめたコンパクトで使いやすいスタイルです。
奥様がお好みのナチュラルな印象で素敵に仕上がりました。
お風呂は、もともとの在来のお風呂を活かしました。浴槽はカラーコーティングで新品のように綺麗になり、タイルを張替え、シャワー設備も最新のものへ交換を行い、真新しいお風呂のようにピカピカに!洗面台もオリジナルの造作です。
ご主人が生まれ育った建物を二世帯住宅にされたS様邸。こちら1階は、ご両親様がお二人でお住まいになります。
1階は1/3を駐車場としてお使いなので、限られたスペースですが、その中で、無駄になるスペースを一切造らないよう、お風呂洗面トイレを上手く1箇所にまとめました。
トイレの向こうは階段下の収納スペースとなっており、トイレットペーパーや洗剤のストックや掃除用具なども収納できます。
ご夫妻お二人の暮らしですから、こういった配置はとても省スペースで効率的で、使いやすいですよ。
ユニットでもお好みにあわせて!
こだわりお風呂リフォーム事例集
細部までこだわることができる
在来工法のお風呂リフォーム事例!
こちらのお客様はお住まい全体のリフォームでしたが、ご主人の一番のご希望はお風呂にこだわりたい、ということでした。
毎日忙しくお仕事をされていらっしゃるので、疲れを癒す空間になるお風呂を、というお望みにお答えし、こちらの、「青森ヒバ」を使った浴室をご提案し、とっても気に入っていただきそのまま採用となりました。
木の香りや、暖かみのある木目は、疲れた心身をリラックスさせてくれます。
木は水周りには適さないのではとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、ヒバは防虫・防腐効果が高く、お風呂に使用しても安心の素材です。
とはいえ、やはり水気の多いお風呂には乾燥のための装置が必須。浴室乾燥機も完備です。
数年経ってから、使い心地をインタビューさせていただいたところ、カビなどは全くなく、自然素材のパワーを実感しています!とお話くださいました。
こちらのお風呂の特徴の一つは、周囲にウッドデッキを設けていることです。
ウッドデッキによく使われる、風雨に強いレッドシダー材を使っています。
浴槽に入ると、このウッドデッキが見渡せて、まるで露天風呂の温泉に入っているような感覚になります。
こちらのお客様、都心の密集地帯にあるお住まいのため、建坪7坪(3階建で述べ床21坪)という限られたスペースとなっており、お風呂の配置も工夫が必要でした。
そのため、既製品のユニットバスで入るサイズが無く、在来工法でのリフォームとなりました。
せっかく在来でお造りするので、浴槽側のタイルを海を思わせるような明るいブルーに変えてアクセントに!
また、ご高齢のお母様がいらっしゃいますので、使いやすいように浴槽と出入口に手摺も設置しております。
自分だけの「オリジナル洗面台」
あれこれ
水周りの設備としては、お風呂やトイレに比べるとちょっと影が薄くなりがちな洗面台。
でも、洗面台だって、毎日何回も使用する大切な場所です。
最近は既製品の洗面台も、使い勝手の良いものや、アイディア収納が盛り込まれたものなど、いろいろなタイプが登場しています。
しかし、自由に造れるオリジナルの洗面台はやはり人気で、私たちのリフォームでも、年々、取り入れる方が増えています。
洗面台は、お風呂やトイレに比べ、細かいパーツまでこだわりを取り入れやすいところです。
洗面ボウルにも、ちょっとおしゃれなヨーロッパ製のものや、美しい色ガラスのものなど、数多くの種類があり、お好みのデザインを選ぶことができます。ほかにも、水栓や鏡、照明器具まで、細かく選べますよ。
また、洗面台を設置するスペースが狭かったり、変形スペースだったりして、既成品の洗面台が入らない場合は、オリジナルで造作する必要があります。
こちらでは、これまでリフォームされたお客様の事例を交えながら、様々なオリジナルの洗面台スタイルを紹介します!
天然木でカウンター+収納棚を造作し、スクエア型のスタイリッシュな洗面ボウルとあわせて造作いたしました。
鏡もボウルやカウンターの直角な印象に合わせ、飾りの無いシンプルなミラーでスッキリと。
ミラーは、開閉できるタイプです。
こちらに普段使いの歯ブラシのような小物など収納すれば、シンク周りをいつもスッキリとお使いいただけます♪
カウンターの茶色のカラーリングは、水が染み込みにくいように、撥水性のある塗料を使用しています。床に採用したコルクタイルの色合いともマッチした色合いです。
海外勤務経験がおありで、ヨーロッパのシックなインテリアがお好みのお客様。リフォームの際には、洗面台も西欧風のオリジナルなものにされました。
このような足の付いたシンクは「ぺデスダルシンク」と呼び、日本ではあまり一般的ではありませんが、西欧では昔からよくあるスタイルです。
足の部分もシンクも、デコラティブで可愛らしいですね。
ミラーも、お客様ご自身が、ぺデスダルシンクと相性ピッタリの、木の縁取りが付いたアンティークなスタイルのものをお選びになりました。
こちらも、開閉できて内部は収納なので、小物をスッキリしまえます。
F様邸は、洗面台だけではなく水周り全体に、F様ご自身のこだわりを沢山詰め込み、外国のホテルのような印象なのです。
思わず、うっとりしちゃう素敵な空間です。
こちらの洗面台は、設置するスペースの都合上、幅が60cm、奥行きが40cmのオリジナルサイズとなりました。
ミニサイズではありますが、その中でも使いにくさを感じずスッキリ使えるように、シンクは出来る限り大きなものをチョイス。
収納を兼ねた大きめの縦長ミラー、ティシュケースやタオル掛け、コンセントなど洗面台の周りに必要なものをあらかじめ設置しました。
壁に水が跳ねてもお掃除がしやすいようにと、タイルを貼っておりますが、これがまた可愛らしいアクセントになりました。
こちらは、トイレ内に設置された手洗いのオリジナル例です。
ニットウセラさんが展開している美術工芸品のシリーズを採用されました。
このボウルを一つ置いたけで、空間が引き締まるような存在感です。
床に無垢、壁にも天然木のボードを採用し、木の暖かみある空間を実現したM様邸。
となると、洗面台もやはり、既製品よりオリジナルのものがマッチします。
M様邸では、窓を設ける為、洗面台の正面にはミラーを設置せず、向かって右側にミラー兼収納棚を設置しています。
こちらの壁面は、木造住宅に必要な「耐力壁」であり、筋交いが入っている為に厚みがあり、その厚みを(筋交いに影響が無い形で)利用し、このスペースを設ける事が出来ました。
このように、周辺の配置に合わせた変則的なアレンジができるというところも、オリジナルの良いところです。
既製品の洗面台を活かし、ミラーや照明をオリジナルのものにするという手もあります。
こちらのお客様、K様は、もともとあってまだ綺麗な既製品の洗面台があったのですが、上半分が好みではないとのことで、上半分のみ撤去、オリジナルのミラーや照明を設置されました。
これだけでも随分印象が変わるものです!
好みを100%反映できるオリジナル洗面台ですが、注意点もあります。
外国製の器具をお選びになる際は、規格が合わず設置できない場合がありますので、事前に相談をいただ いた方が安心です。
また、費用面では、あまりこだわってしまうと、やはり高くなります。
例えば収納ですが、扉を付けたり、引き出し収納をオリジナルで造作するとなると、棚だけの場合とは違い、家具職人さんに依頼をする必要が生じますので、費用が変わってきます。
収納を重視される場合は既製品の方が良いケースもあります。
TOTOさんの「オクターブ」シリーズ等が、収納力を重視される方にオススメの洗面台です。
引き出しタイプの為、奥に入れたものもラクラク出し入れ可能。
奥行きの取れないシンクの部分は、ポケットタイプの収納が付いています。